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【参加者募集・学生参加歓迎】issue+designが2泊3日の「システミックデザインキャンプ2024」を千葉県いすみ市で初開催

イシュープラスデザインは、2024年9月14日(土) 〜16日(祝月)にシステミックデザインキャンプ2024を開催いたします。社会課題を包括的に捉える「システミックデザイン」の手法を学び、釣りや魚食、ごみ拾い等の体験を通じて海と人間のつながりを身体で感じ、未来に対して私たちができることについて全員で感じ、考えていきます。

2024.06.27

イシュープラスデザインは、2024年9月14日(土) 〜16日(祝月)にシステミックデザインキャンプ2024を開催いたします。このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

デザインを通じて社会課題の解決に取り組むissue+design(特定非営利活動法人イシュープラスデザイン:東京都文京区)は、「システミックデザインキャンプ2024 〜海から考える人類と地球の未来〜」を千葉県いすみ市で開催します。2泊3日のプログラムでは社会課題を包括的に捉える「システミックデザイン」の手法を学び、釣りや魚食、ごみ拾い等の体験を通じて海と人間のつながりを身体で感じ、未来に対して私たちができることについて全員で感じ、考えていきます。

2008年の設立以降、issue+designが大切にしているデザインの考え方の一つが「システミックデザイン」です。社会システムの変容に働きかける本質的な解決策を見出すためには、課題を個別に考えるのではなく、関連する全ての要素・システムとの関係性を包括的に理解することが求められます。

気候変動や海の酸性化、海洋汚染といった海の変化は、人間の生命に関わる重大な問題であり、一方で、人間の抑制なき自由競争の結果、引き起こされた問題でもあります。経済の発展によって、私たちは土地の環境に依存することなく、必要なものを手に入れ、働き、暮らすことができるようになりましたが、特に都市部で暮らしていると、自然とのつながりを感じる機会は多くありません。

海を取り巻く課題の構造を整理する中で、海洋生態系の変容を引き起こしている要因は、人間の自然体験の減少と自然観察力の低下にあるのではないか?という問いに辿りつきました。そこで企画したのが「身体性」にこだわった本プログラムです。

キャンプには、長年ソーシャルデザインの分野で活躍してきたissuedesignの代表・筧裕介と、元水産庁職員で元漁師であるウエカツ水産の代表・上田勝彦氏の二名が講師として参加します。

地球において人間とはどういう存在なのか?私たち人間が目指すべき未来の方向性はどこにあるのか?課題の構造を頭で理解するだけなく、全身で海や自然を感じ、深く思考する2泊3日のプログラム。学生・社会人、水産やデザインの知識の有無は問いません。よりよい未来をつくるため、本質的なアプローチをしたいと思っている方、ご応募お待ちしています。

応募要件:
・オリエンテーション含めた全日程に参加できること
・海の課題に関心があること
・デザインを通じた社会課題の解決に関心があること
・他者と協働しながら、前向きに取り組めること

応募方法:
フォームから【8/4(日)】までに必要事項を記入し、お申込みください。
選考結果を【8/9(金)】頃にご連絡させていただきます。
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd4nyhP4ebC2ZcGWH1z6hgSPiFRzEHFhvcKhhwo9YS3z0fhKw/viewform

注意事項:
・デザインや水産の専門知識がなくても大丈夫です。
・屋外体験を含むため、天候次第でプログラム内容を変更する可能性がありますが、基本延期はしません。
・本イベントでは、広報や記録を目的とした写真・動画の撮影を行います。SNSやWEBサイト、メディアなどで使用されることをご了承ください。
・高校生以下は保護者の同意(年齢に応じて同伴も)が必須です。

プログラムのポイント1
『 複雑化する社会課題に、システミックデザインで向き合う 』

気候変動や海の酸性化、漁獲量の減少など、地球を支える海の課題は年々複雑化・深刻化しています。”システミックデザイン”は、個々の問題を孤立させず、関連するすべての要素やシステムを包括的に理解し、網羅的な解決策を提供するための方法論です。本プログラムでは、システミックデザインのアプローチを用いることで、海の本質的な課題を見極め、海と私たちを取り巻くシステム自体の変容に挑戦します。

プログラムのポイント2
『 身体的体験を重視 』

都市型生活によって、自然への驚異や畏敬を感じる機会が減少しています。海は地球上で最も複雑な生態系であり、その豊かな生命の複雑さや繊細さを理解するには、身体を使って海に触れることが不可欠です。このキャンプでは、川から海への流れを追い、釣りやごみ拾い、干潟の散策、魚食などを通じて、参加者が海を身体と心で感じ、海洋問題に対する理解を深め、新たなアプローチや解決策を見つけ出すことを目指します。

プログラムのポイント3
『 深い理解や洞察を得るための対話の時間 』

方法論にとらわれず、一人の人間として向き合う対話は、個々の経験や感情を尊重し、真の理解と共感を生み出します。このような対話から得られる解決策は、単なる理論的な考えではなく、実際の人々の生活や価値観に根ざしたものです。個人が自分自身や他者と直接向き合うことで、より包括的で持続可能な解決策が生まれ、社会的なつながりが深まります。

講 師:

筧 裕介/issue+design 代表 

一橋大学社会学部卒業。 東京大学大学院工学系研究科修了(工学博士)。 慶應義塾大学大学院特任教授。 2008年ソーシャルデザインプロジェクトissue+ design を設立。以降、社会課題解決のためのデザイン領域の研究、 実践に取り組む。カンヌライオンズ(仏)、D&AD(英)、グッドデザイン賞BEST100他、国内外の受賞多数著書に『地域を変えるデザイン』、『 ソーシャルデザイン実践ガイド』、『人口減少×デザイン』、『 持続可能な地域のつくりかた』『認知症世界の歩き方』など。


上田勝彦/ウエカツ水産 代表取締役
東京海洋大学客員教授。長崎大学水産学部在学中から漁師として働き、魚の研究を続ける。その後、水産庁勤務を経て、2015年より現職。 「生産」「流通」「小売」「飲食」「家庭の食卓」と、あらゆる分野で料理講習や講演、テレビ・雑誌などのメディアを通じて、魚を食べることの意味を発信し続けている。主な著書に『ウエカツの目からウロコの魚料理』(東京書籍)、『ウエカツさん直伝!子どもが食いつく魚レシピとヒミツ』(メイト)など。


システミックデザインキャンプ2024
<日程>
2024年9月14日(土)~16日(祝月) (参加申し込み受付開始 7月1日~)
<開催場所>
千葉県いすみ市内
※初日JR外房線「長者町駅」集合
<プログラム>
9月14日(土)
11:50 JR外房線「長者町駅」集合
PM   屋外アクティビティ①(川や海でごみ拾い・自然散策)
9月15日(日)
AM   屋外アクティビティ②(海で船釣り・釣った魚をさばいて食べる)
PM   システミックデザインに関するワークショップ
9月16日(祝・月)
AM   プレゼンテーション(※)
12:30 JR外房線「上総一ノ宮駅」にて解散
※別途、オンラインで事前のオリエンテーションおよび講義を行います。こちらの参加は必須です。
事前説明会:2024年7月24日(水)18:30-20:00(1.5h)@オンライン
<参加方法>
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSd4nyhP4ebC2ZcGWH1z6hgSPiFRzEHFhvcKhhwo9YS3z0fhKw/viewform
宿泊場所:千葉県いすみ市内にて事務局が手配します(宿泊施設で宿泊します)
定 員:15名程度。応募多数の場合、選考となります
対 象:年齢不問。大学生・高校生を中心とした若者歓迎。
参加費:一般 50,000円(税込)/学生 10,000円(税込)
(期間中の食事、宿泊、アクティビティなどにかかる費用を含む)
※ 現地までの交通費は自己負担となります
※ 高校生以下は参加費は無料です