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海洋ごみ予報プロジェクトが島根で始動!漂着・漂流を予測し可視化 効率的なごみの回収へ

2023.09.13

一般社団法人海と日本プロジェクト in しまねは、九州大学や鹿児島大学、島根大学などと連携し、2023年9月15日から海洋ごみ予報プロジェクトを始動します。

このプロジェクトは、日本財団が推進する海洋ごみ対策プロジェクト「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。

現在、海洋ごみ問題は世界的な課題の一つになっていて、漂着ごみの回収や海岸清掃は、世界、国内各地で実施されています。しかし、海洋ごみがどのように漂流しているのか?どこの海岸にどれだけ漂着するのか?それを予報する施策はほとんどありません。

そこで本プロジェクトでは、海洋ごみの漂着・漂流の「予報」技術を確立し、天気予報のように発信することを目指しています。海洋ごみが漂着しやすい海岸”ホットスポット”の特定に繋げたり、テレビ等で広く発信していくことで、海洋ごみ問題の普及啓発、効率的なごみ拾いに寄与できると考えています。

上記の目的を達成するために、出雲市三津町の海岸にライブカメラを1台設置し、海洋ごみの漂着量や種類を特定します。また、月に1回程度、同海岸の海洋ごみの種類を調査し、出雲市内に流れ着くごみの発生源を推定します。

ライブカメラ監視と現地調査は2024年度にかけ継続し、海洋ごみ予報モデルの向上につなげます。また、TSKさんいん中央テレビのニュース番組内でも定期的に海洋ごみ予報を発信し、普及啓発につなげる予定です。

本プロジェクトのキックオフイベントとして、2023年9月15日(金)9時30分からプロジェクトメンバーが出雲市飯塚市長を表敬訪問します。プロジェクト概要をご説明すると共に、今後のプロジェクト展開について意見交換をおこないます。なお、出雲市と海と日本プロジェクト in しまねは2022年度から海ごみゼロプロジェクトを3か年計画で継続しています。

<出雲市長 表敬訪問>

日時

2023年9月15日(金)9:30~10:00

会場

出雲市役所 3階 市民応接室 〒693-0001 島根県出雲市今市町70

アクセス

JR出雲市駅から徒歩13分

プログラム

1.主催者等挨拶・プロジェクト説明

2.意見交換

3.記念撮影

訪問者

・九州大学 応用力学研究所  磯辺篤彦 教授

・鹿児島大学 学術研究院 理工学域工学系 加古真一郎 教授

・島根大学教育学部 辻本彰 講師

ほか技術スタッフ1名 以上、専門家チーム

・一般社団法人海と日本プロジェクトinしまね 松崎貴 代表理事

ほか事務局スタッフ2名 以上、海と日本プロジェクトしまねメンバー