全国の高校生が缶詰の開発をするアイデアコンテスト「LOCAL FISH CAN グランプリ2022」“缶詰の日”10月10日(月・祝)に決勝大会を開催!
一般社団法人全国道文化交流機構は、全国の高校生がLOCAL FISH(地域の課題魚)を利用しオリジナル缶詰を開発するアイデアコンテスト「LOCAL FISH CAN グランプリ2022」において、予選を突破した10チームによる決勝大会を”缶詰の日”である10月10日(月・祝)に行います。
2022.10.07
一般社団法人全国道文化交流機構は、全国の高校生がLOCAL FISH(地域の課題魚)を利用しオリジナル缶詰を開発するアイデアコンテスト「LOCAL FISH CAN グランプリ2022」において、予選を突破した10チームによる決勝大会を”缶詰の日”である10月10日(月・祝)に行います。
この「LOCAL FISH CAN グランプリ2022」は、全国の高校生がLOCAL FISH(=地域の課題魚)を利用し、オリジナル缶詰を開発して競い合う大会で、海の現状課題や未来展望を知り、海にもっと関心を持ち、高校生自らアクションを起こすきっかけを作るプロジェクトです。この取り組みは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
公式サイト:https://localfishcan.com/
高校生が地域と協力しながら美味しさと海の課題を缶詰に詰め、全国に届ける!
LOCAL FISH CANグランプリ2022決勝大会には9県から、10チームの高校生が参加します。
また、2022年は高校生同士が繋がりそれぞれの活動が見えることでお互いの意識を高め合えることも目的として、コミュニティ構築サービス(coorum:https://localfishcan.coorum.jp/)を利用し、高校生同士のコミュニケーションや運営側と高校生のコミュニケーションが頻繁に取れるようになりました。このコミュニティでの活動報告も審査のポイントに含まれています。
エントリーから二次審査まではオンラインで開催しましたが、決勝大会はリアルで行われます。
高校生が考案するNo.1缶詰が決定するこの機会にぜひご取材ください。
決勝大会に進出するチームの紹介
No.05
シイラ ✕ 富山県立滑川高等学校 (富山県)
『おいしーら 富山おでん』
小さいサイズのシイラ。富山ではサンペイと呼ばれ、未利用魚となっている。ハワイでは高級魚とされているシイラを富山風おでんにしました。
No.13
サワラ ✕ 福井県立若狭高等学校(福井県)
『激辛サワラの中華風』
福井県はサワラの漁獲量が日本一なのにも関わらず消費が少ないです。県内での消費を即し、栄養価の高いサワラ缶詰で人々の健康効果上昇に貢献したいです。
No.20
ワラサ ✕ 学校法人代々木学園代々木高等学校(三重県)
『ワラサのスイーツ缶詰』
三重県では捨てられてしまうことが多い、小さなワラサを使って缶詰を開発しました。スイーツ缶にすることで様々な世代に食べてもらいたいと思っています。伊勢海老のような三重県のシンボルになれたらと思っています。
No.21
エチゼンクラゲ ✕ 兵庫県立香住高等学校(兵庫県)
『好吃!中華クラゲ』
毎年、日本各地で大量発生し漁網を破ったり、網の中で魚に付着し鮮度を下げるなどたくさんの被害が出ている厄介者のエチゼンクラゲを利用します。
No.33
天然本マグロ ✕ 鳥取県立境港総合技術高等学校(鳥取県)
『境港天然本マグロのほーるもん煮込み』
境港では本マグロがたくさん水揚げされますが、胃袋や内臓は食用に利用されておらず、もったいないということで本マグロの胃袋を課題魚と設定し缶詰を作りました。
No.42
シャコ ✕ 学校法人関西学園岡山高等学校(岡山県)
『アロス・カルドッソ・デ・マンティス・キャマロン
〜シャコの地中海風リゾット〜』
瀬戸内から世界へ!瀬戸内海の底質環境、そして内海という特性からくる、陸から流れ込む河川の水による影響の大きさ、このことをもっと世界に発信したい。多くの方に課題を知ってもらい、豊かな瀬戸内海の再生につなげてゆきたい。
No.43
ウルメイワシ ✕ 愛媛県立南宇和高等学校(愛媛県)
『イワシンボル』
ほとんどのウルメイワシが養殖用の餌として利用されている。持続可能な社会にするには食用として利用するのが当然だと考えました。私達が広めて食べていかないといけないと思います。
No.44
ブリ ✕ 愛媛県立長浜高等学校(愛媛県)
『ぶりじゃん』
愛媛県はブリの養殖生産第3位だが中落ちは利用価値が低い。中落ちは年間250トン発生するがタダ同然で餌の業者へ引き取られています。そこで私たちは中落ちを食品に利用しようと考えました。
No.48
ウズバハギ ✕ 長崎県立長崎鶴洋高等学校(長崎県)
『ナガサキイッカクハギのわからん(和華蘭)缶詰』
温暖化によりふぐの養殖が困難となった。次世代の養殖魚としてウスバハギを進めており、その味を知ってもらいたい。
No.50
ブダイ ✕ 大分県立海洋科学高等学校(大分県)
『ブダイの味噌煮』
藻場が減ってしまう原因のため、価値が低いブダイを食べられるようにしたいです。
「LOCAL FISH CANグランプリ2022 決勝大会」概要
日時:2022年10月10日(月・祝)9:00~13:00
実施会場:F studio SHIBUYA 〒150-0002 東京都渋谷区渋谷 3-3-5 NBF 渋谷イースト 1F
出場チーム:全国から10チームが進出
審査内容:プレゼンテーション/質疑応答/缶詰試食
缶詰化:決勝大会時に100個作成
審査員:黒川 勇人 平坂 寛 英玲奈 川端 啓嗣、西井 諒(日本財団)
MC:相場詩織
※一般の方の観覧は受け付けておりません
タイムスケジュール
8:30 開場
9:00~9:15 福井県立若狭高等学校
9:20~9:35 長崎県立長崎鶴洋高等学校
9:40~9:55 学校法人関西学園岡山高等学校
10:00~10:15 愛媛県立南宇和高等学校
10:20~10:35 学校法人代々木学園代々木高等学校
10:50~11:05 兵庫県立香住高等学校
11:00~11:25 愛媛県立長浜高等学校
11:30~11:45 大分県立海洋科学高等学校
11:50~12:05 鳥取県立境港総合技術高等学校
12:10~12:25 富山県立滑川高等学校
12:45~13:00 表彰式
各賞について
■最優秀賞
■優秀賞
■ベストストーリー賞(海の課題、それに対する理解)
■地域巻き込み賞(地域連携)
■缶カツ賞(コミュニティサイトでの活動)
会場アクセス