日本財団 海と日本プロジェクトは、日本全国44エリアで展開中。
そのエリア毎の地域色を生かして、さまざまな活動を行っています。一体どんな活動内容なのか気になりませんか?
そこで、エリアを絞って大特集!第2弾は「日本海~東日本エリア~」!!
第1弾の瀬戸内特集はこちら
太平洋や大西洋といった大洋にある現象のほぼ全てが存在することから「ミニ大洋」とも呼ばれている日本海。東日本では、北海道、青森県、秋田県、山形県、新潟県、富山県、石川県、福井県が面しています。(※東日本の区分は気象庁を参考)暖流の対馬海流と寒流のリマン海流がぶつかる東日本側は水産資源が豊富。一方で、環境省の調査によると、沖合海域でマイクロプラスチックが特に多いという結果に。
そこで、日本海・東日本エリアを「海と食」と「海とごみ」から見てみましょう!
海流によって日本だけでなく、海外のごみも漂着する日本海側。
どんなごみがあり、どんな対策が行われているのでしょう
アプリ「さっぽろクエスト」とタッグを組んで、ごみ拾いへのアクションをオモシロく!お得に!するプロジェクト。(23/9/30までの実施)
日本財団と環境省が行っている全国一斉清掃キャンペーン「海ごみゼロウィーク」に合わせて、「津軽海峡マグロ女子会」が青森県風間浦村でビーチクリーンヨガを開催。
海洋ごみの約8割は陸(街)から川を伝って流れ出ています。秋田県では県内の中高生がクラスメイトと一緒に清掃活動。ごみ拾いを思い出に。
日本の渚100選に選ばれた高岡市の「松太枝浜」に打ち上げられた大量の漂着ごみ。これを地元の太田小学校の児童と海上保安部が協力して調べました。
福井県小浜市福谷でガラス工房「KEiS庵」を営む竹田恵子さんは、牡蠣殻や小浜名産「よっぱらいサバ」の骨、小浜湾沿岸の砂を使ってガラスをつくっています。
スポGOMIは「スポーツ×ごみ拾い」の略で、3人1組のチームを結成し、制限時間60分の中で規定エリア内のごみを拾い、その量や種類に応じて与えられるポイントを競う日本発祥のスポーツ。2023年度は初の世界大会が開催されます!
日本海には海流がもたらす豊富な水産資源が!
どんなご当地グルメがあるの?どんな食文化があるの?
「のぼりべつクマ牧場」の名物がゴンドラで運ばれるサケ。1週間ほど干して“鮭とば”に。そんな北海道を代表する海の幸“サケ”ですが、近年は水揚げ量の減少などが心配されています。
海と大間の未来つくり隊は、津軽海峡の多様な海の宝を守り、海の食文化と豊かさを次世代につなげていくために、「大間アゲ魚っ子キャンペーン」を展開。イベントで「アゲ魚っ子ボール」をふるまいました。
秋田の県南地域では、あらゆる具材を寒天で固める文化があります。テングサなどの海藻からつくられている寒天。その文化を広めたいと、食彩工房ゆきつかさの塩田さんは工夫をこらしています。
庄内地方では小寒から立春の時期に水揚げされるタラは「寒鱈」と呼ばれ、大変重宝されています。その寒鱈を余すことなく使った寒鱈汁(かんだらじる)は、庄内の冬には欠かすことのできない冬の味覚です。
細長い見た目がウナギに似ていますがウナギの仲間ではなく、新潟市西区の辺りでは「アナゴ」と呼ばれるヌタウナギ。その漁を復活させた星野さんに密着しました。
渚滑川高校では、海洋科の生徒が命の尊さや環境保全の大切さを学ぶために、12年前からサクラマスの養殖に取り組んでいます。この日は、2年育てたサクラマスの水揚げ日でした。
能登で取れた天然の寒ぶりが、2022年から「煌(きらめき)」と名付けられてブランド化。セリでは、たった1匹だけの「煌」が400万円で落札されました。