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海ごみゼロウィークに向けて、いつものクリーンアップをパワーアップ!

全国各地の清掃美化活動も全国一斉ごみ拾い「海ごみゼロウィーク」と連携して今年は活動強化

2019.05.13

木々の緑も鮮やかな気持ちのいい季節になってきましたね。そんな今月末には海ごみゼロウィークがスタートします。
今年初開催となる全国一斉ごみ拾いプロジェクトですが、街や海辺の清掃活動はこれまでにも全国各地で、企業や団体が主体となってさまざまな形で行われてきました。

18年前から宮城県仙台市で活動されている「広瀬川1万人プロジェクト」は、現在までに述べ3万人近くが参加、今年も最初の清掃活動がすでに4月20日に開催され、500人以上が参加されました。
子どもたちにとっては川や海など自然と触れ合うきっかけにもなっているようで、仙台市民のごみ問題への意識の高さは、こうした実績から培われているのかもしれません。

また海のない山梨県でも、海の環境悪化は「山側、川の上流にも原因がある」と、2010年から「未来の荒川をつくる会」が荒川本流と支流の清掃活動を続けてこられました。

毎月開催されている清掃活動ですが、今年は海ごみゼロウィークにもエントリーされ、同じ思いを持った全国のみなさんとつながります。

他にも「海がなくても海洋ごみと無関係ではない」と海洋ごみの元となるプラスチックごみ削減に積極的に取り組んでいる山梨県。2018年末には県と企業で協定を結び、紙ストローの普及を目指しています。現在はローソンやゴルフ場レストランなどで試作品の提供が始まりました。みなさんも、ぜひ紙ストローの使用を試してみてください。

和歌山市沖合の友ヶ島も、海洋ごみ問題を身近に抱えている地域です。これまでも、さまざまな団体によって海岸の清掃活動が行われ、毎回大量の海洋ごみが回収されました。にもかかわらず、大阪湾の入り口にあたるため短時間で再び生活ごみが漂着し、元どおりの姿に戻ってしまうそうです。海洋ごみの約8割は生活ごみ。漂着する海岸エリアだけでは解決できない問題だけに、海ごみゼロウィークを契機に、これまで以上に活動の輪を広げて取り組んでいきたいと意欲的です。

和歌山 >

地域によって海洋ごみに対する思いや取り組みはさまざまですが、「海ごみゼロウィーク」を合言葉に、全国で意識を盛り上げていけたらと思います。
今後は皆さんからの活動報告もお伝えしていきます。
「海ごみセロウィーク」特設サイト(https://uminohi.jp/umigomi/zeroweek/)も、ぜひご覧ください。