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漁師さんたちの船外活動は多種多彩。アクティブに、軽やかに、思いを行動に!

活動は自由自在。地元漁業の盛り上げや魚食普及の推進など、漁師たち自ら意欲的に挑戦中。

2022.11.24

漁師さんたちの船外活動は多種多彩。アクティブに、軽やかに、思いを行動に!

海に関わる仕事は数々ありますが、やはり「漁師」は欠かせない職業のひとつ。
とれる魚や漁法は、地域によってさまざまなスタイルがありますが、漁師さん自身の個性も千差万別です。

家業を継いだ人もいれば、他業種から転身した人もたくさん。魚をとるだけでなく、個人の経験とスキルを活かして二足の草鞋を履いて奔走する人、意外な特技で注目を浴びる人など、活躍の場は陸の上にも広がっています。

美味しい魚が食べられるのも漁師さんたちの奮闘あってこそですが、どんな人が携わって食卓に並んだのかと思いを馳せると、また少し違った味わいが楽しめそう。
あらためて感謝をしつつ、どんな活躍をされているのか、気になる漁師さんたちの姿をご紹介します。

トラフグを地元の食文化に! 漁師とプローモーターの二刀流で挑戦

福島県相馬市の石橋正裕さんは漁師とプロモーターとの二刀流。常磐沖で漁獲量が急増している高級魚トラフグを、馴染みのなかった地元の人々に広めようと奮闘中です。「福とら」と名付けてブランド化、食イベントを開催して取り扱い飲食店を増やすことにも挑戦。漁師だからこそ知っていることを存分に生かして、新たな食文化創出を仕掛けています。
トラフグを地元の食文化に! 漁師とプローモーターの二刀流で挑戦
福島:漁師がプロモーター!?

船を降りたらピアニスト!?夢を叶えた有明の海苔漁師

有明海で海苔漁師を営む徳永義昭さんは、実は憧れのフジコ・ヘミングさんのコンサートで前座も務めたすごい漁師さん。漁で培った忍耐力などを活かして猛特訓した結果、プロピアニストでも難しい超難曲を独学でマスターしたそうです。大きな夢を叶えましたが、もしもと過去を振り返ってみも進む道はやっぱり海苔漁師と断言。「海苔漁は自然との戦いでおもしろい、やりがいがある」と、好きを糧にこの冬も海苔漁に勤しんでいるそうです。
船を降りたらピアニスト!?夢を叶えた有明の海苔漁師
佐賀:ノリ漁師のラ・カンパネラ

子どもたちの魚離れに驚き、保育士から本州最北端の海女に転身

本州最北端の海女の肩書きを持ち、黒マグロ遊漁船の日本初の女性船長でもある浜子さん(通称)。漁師になる決意をしたのは、保育士として働くなかで子どもたちの魚離れに驚いたのがきっかけだったとか。今後は、子どもたちへ向けて食育活動をやっていきたいとのこと。現在は漁師が魚を直売する「あおもりの肴フェア」に参加するなど、仲間と一緒に業界を盛り上げる活動に積極的です。
子どもたちの魚離れに驚き、保育士から本州最北端の海女に転身
黒マグロ遊漁船 日本初の女船長

育てた養殖魚を屋台で提供。料理の腕を生かして美味しさをアピール!

敦賀市中心街の空き地で天ぷら屋台を営むのは手池地区の漁師、石川恵さん。関西のレストランで働いた15年の経験を活かしながら、漁師仕事のない土日限定でオープンしている人気店です。提供するのは釣り上げた旬の魚のほか、自ら養殖している敦賀フグや敦賀真鯛など。「一方的に取るだけでなく自分達で食べる分を育てることが大事」と、地元の人にその美味しさを伝えています。
育てた養殖魚を屋台で提供。料理の腕を生かして美味しさをアピール!
敦賀の魚の魅力アップ! 漁師屋台

それぞれのスタイルで、多方面で活躍する漁師さんたちが、全国の海にはまだまだたくさんいます。食卓にのぼる魚に感謝をしつつ、漁師さんの活躍にも注目しています。