海プロのオリジナル体験学習イベントを追体験! 学習サイトが続々オープンしています
子どもたちへ海の学びを提供している各地の体験学習イベントがWEBコンテンツ化されました
2023.03.30
2022年度も残りわずかですが、今年も海プロの各エリア事務局がオリジナルで開発した小学生向け体験学習イベントが、多彩に実施されました。
テーマは各地各様ですが、地域の代表的な海の恵みは何? 海とどう関わって暮らしてきたの? 地元の海にはどんな特徴があって、どんな課題がある?など、いずれも海の課題や魅力が学べる内容で、協力機関と連携しながら貴重な体験機会を子どもたちに提供してきました。
毎年いろいろな工夫を凝らして内容を充実させているので、参加してくれた子どもたちはもちろん、親御さんたちからも大変好評です。
そして今年度は、そんな各地の学びを追体験できる学習サイトが、たくさんオープンしました。
クイズが設置されているものも多いのですが、ちゃんと学ばないと大人でも全問クリアはなかなか難しい! 小学生たちの学びの深さに触れることができる内容です。
イベントに参加できなかったとしても、また遠く離れた知らない海についても、ウェブサイトなら部分的ですが手軽に学ぶことができます。ぜひチェックしてみてください。
福井「御食国若狭 海の発酵調査隊」
福井の名産「へしこ」など海の発酵食文化について、その歴史や作り方のほか、海洋環境や漁獲量の変化といった現在の課題についても学べるサイトです。イベントで美浜町長へのプレゼンも果たした子どもたちが何を学んだのか、クイズで出題されているので、ぜひ挑戦してみてください。
福井:御食国若狭 海の発酵調査隊
長野「WEBで学ぼう! 信州ブリ調査隊 〜北アルプスと日本海〜」
日本海から信州へと続く街道に「ブリ街道」と呼び名がつけられたほど、信州人に親しまれてきたブリ。学習サイトでは、ブリの生態や漁の仕組み、遠く離れた長野の森が豊かな海を育てていることなど、長野県民が大好きなブリのアレコレがクイズ形式で学べます。
長野:WEBで学ぼう! 信州ブリ調査隊 〜北アルプスと日本海〜
沖縄「しまうみ探検隊 海人のまち糸満で学ぶ魚のくらし人のくらし」
沖縄の2022年度の体験学習のテーマは「海人のまち いとまん」。いろんな漁具を使って漁業を発展させてきた海人の歴史を学び、水産加工や養殖の事例などから持続可能な漁業の未来についても考えました。子どもたちが何を感じて何を学び取ったのか、感想レポートにもご注目ください。
沖縄:しまうみ探検隊 海人のまち糸満で学ぶ魚のくらし人のくらし
島根「日本一の宍道湖シジミ調査隊 海が支える汽水の神秘」
島根県の宍道湖は海水と淡水が混ざり合った、塩分濃度の低い汽水湖。湖の環境が守られてきたからこそ、いまも美味しいヤマトシジミが取れるそう。名産のシジミを守るために漁師さんがしている努力や、自分たちにできることについても学べる学習ノートがダウンロード可能です。利用してみてください。
島根:日本一の宍道湖シジミ調査隊 海が支える汽水の神秘
- 「海のごちそう守り隊 活動報告(岡山)」
- 「とっとり名産探し隊 つながる山と海! 海を支える恵みの正体を追え!(鳥取)」
- 「こんぶや海について学んでみよう! こんぶ学習帳(富山)」
- 「いのちつなごう ひょうごシーレンジャー2022年版(兵庫)」
- 「MIRAIDAIスクール マダイから愛媛の海を考える(愛媛)」
- 「磯焼けこども調査隊inあまくさ(熊本)」
- 「われはうみの子探検隊(鹿児島)」
など、各地の学習コンテンツを「海の教室」特設ページにスペシャルコンテンツとしてまとめて紹介しています。あわせてご覧ください。