わがまちの海自慢。地元から、それぞれの海がもつ多彩な魅力を発信!
地元の人々が育んできた海への愛着や誇りなど、それぞれのまちの“自慢の海”をご紹介
2021.08.26
もう8月も残りわずか。今年も思うようには外出できない夏だったと思いますが、制限なく海を満喫できる日が訪れたら、そのときには各地の自慢の海に出会いたいものです。
人々を魅了する景観や受け継がれた伝統文化、豊かな恵みなど、海から受ける恩恵は多種多彩ですが、みなさんの町の自慢の海はどんな海ですか?
美しい海、豊かな海、守りたい海。
各地各様の海が育んだ自慢の海、地元の海への思いをご紹介します。
札幌から車で約2時間。眼前に広がる積丹ブルーの絶景!
今夏、北海道からのおすすめは「積丹ブルー」の名前で親しまれている積丹町の青い海。北海道屈指の美しさともいわれる真っ青な海の眺めは、まさに絶景!
かつては女人禁制だった神威岬(かむいみさき)や、日本の渚百選の一つ島武意海岸(しまむいかいがん)など観光地も数多く、絶景を堪能するもよし、海に入って遊ぶもよし。さまざまに楽しめる自慢の海です。
トンネルを抜けるとその先には。。。真っ青な海が広がる積丹ブルーを満喫③【積丹町・島武意海岸】
能登町小木の一大行事、伝統の「とも旗祭り」を全国へ紹介
イカの町として知られる石川県能登町小木は、毎年「とも旗祭り」で大いに盛り上がります。三船神社の春祭りで、大漁旗を掲げた船や笛太鼓で小木港が賑わいますが、近年は2年連続で開催中止に。町民の喪失感は大きかったようですが、伝統ある祭りを未来へつなごうと今年はオンラインイベントを開催! ふるさとの自慢の海の祭りを全国に発信しました。
Mission for 能登 〜 小木・とも旗祭りの魅力を発信
日南で受け継がれた「近海カツオ一本釣り漁業」は地元の誇り
宮崎県日南市はカツオ一本釣り漁獲量全国一! 江戸時代から続く地元の伝統漁法で、魚群を見つけては漁師たちが一斉に一尾ずつ釣竿で釣り上げる、その光景は圧巻です。水産資源への負荷が少なく、2月の日本農業遺産に続き、6月にはMSC漁業認証(*)も取得。名人芸ともいえる漁師たちの伝統技術は地元の海の誇りです。
*MSC認証「漁業認証」:持続可能で適切に管理されている漁業であることを認証する国際的認証制度。
日南カツオ一本釣り漁業がMSC漁業認証を取得
島の宝「ミヤコブルー」は島を愛する全ての人で守る!
宮古島といえばやはり美しい海が自慢のひとつ。そんな島の宝を守るため、エコアイランド宮古島宣言のもと持続可能な島づくりを続けていますが、観光客にも協力してもらおうとビジター向けに「エコパスポート」を配布中です。サンゴに触らない、サンゴに優しい日焼け止めを使用するなど注意喚起もたくさん。島を愛する全ての人たちで、自慢の「ミヤコブルー」を守っています。
宮古島の自然を守る“エコパスポート”をご紹介!
全国各地の海がもっている特徴や、かけがえのない魅力。
身近にあると当たり前過ぎて気づきにくいこともありますが、地元の人たちが抱く“わが町の海自慢”をもっともっと知りたいと思います。