令和最初の夏休み、ふるさとの海や川での体験を思い出に
夏休みは体験イベントも多数開催。身近な海を知る体験は子どもたちの忘れられない夏の思い出です。
2019.09.13
夏休みも終わり、新学期が始まりました。子どもたちはサマースクールや体験イベントに参加して、さまざまな体験を通じてひとまわり大きく成長したようです。
令和最初の夏休み、子どもたちは地元の自然のなかで、何を体験し、どんな思い出をつくったのでしょう。
ふるさと岩手の豊かな海を体験!
岩手で開催されたのは、内陸部の小学生が参加した1泊2日の「いわてマリンキッズプロジェクト2019」。
漁業体験のほか海に関わる仕事を学んだり、海の安全教室や、シーカヤックなどのマリンスポーツ体験などもあり、盛りだくさんのプログラムでした。
あらためて「ふるさと・岩手の海」を誇りに感じる機会になったようです。
体感!岩手の海の素晴らしさ・楽しさ・大切さ!~いわてマリンキッズ2019
地元高校生とのコラボ企画も励みに
山形でも、子どもたちの探究心をくすぐる海洋塾が開催されました。
水産高校の実習船では操縦にも挑戦。北前船の寄港地として栄えた加茂漁港見学では、漁師さんへさまざまな質問が飛び出し、地元の海と自分たちの食卓がつながっていることも実感できたようです。
そして今回、10月の鶴岡市大産業まつりで販売される加茂水産高校製作の缶詰のラベル制作も担当しました。高校生のサポートを受けながら、子どもたちがどんなパッケージを完成させたのか、楽しみですね。
やまがた海洋塾~夏休み特別教室~PART1
信州の川から海の未来を考える
海のない長野では、小学生たちの「天竜川調査隊」が結成され、地元の森や川と、遠く離れた海とのつながりを考える体験学習が行われました。
実際に川の浅瀬に入って生き物や水質を調べてみると、子どもたちから歓声や驚きの声があがります。川のごみ拾い調査では、ごみの種類や及ぼす影響をみんなで真剣に考えました。
未来の海のために何が必要なのか、ふるさと信州の山や川との関係から学んだ体験になりました。
天竜川調査隊・川の調査①
鳴門海峡をはさんだ小学生たちの共同学習
徳島から届いたのは、徳島と兵庫の小学生40人が参加した、鳴門と淡路の海を学ぶ2日間の体験イベントです。
普段は入場できない大鳴門橋の管理路に入り、うずしおを真上から見学して子どもたちは大喜び。うずしおの他にも養殖場の見学や塩づくり体験など、興味津々で取り組みました。最後には、鳴門海峡を挟んだ2つのエリアの小学生で「うずしお会議」も開催されたそうです。
「ひょうご!とくしま!うずしお調査団!」結成
夏休み中、ふだんはできない体験に目を輝かせ、さまざまなことを学んだ子どもたち。自然のなかでたくさんのことを学び、海や川の楽しい思い出がまた一つ、できたようです。