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あらためて「秋の海ごみゼロウィーク」に身近な海洋ごみ問題に触れてみよう

今年も全国各地から海ごみゼロを目指すさまざまな取り組み事例が届いています。

2021.09.16

あらためて「秋の海ごみゼロウィーク」に身近な海洋ごみ問題に触れてみよう

2050年まで30年弱。なんのことかといえば、魚の量より海洋ごみの量が多くなるといわれている時代までの残り時間です。

海にごみを捨てる意識はなくても、知らずに海にごみを出してしまっている可能性が高いのも事実。なぜなら海洋ごみの8割は陸から流れ出たものであって、街にあふれたごみが川などを通って海へ流れ出ているから。
だからこそ、海辺のごみ拾いだけではなく、身近な街のごみもきちんと処理する必要があるのです。

「海ごみゼロウィーク」は、この深刻な海洋ごみ問題をストップさせるために、「これ以上、海にごみを出さない」意識を高めようという全国一斉の清掃活動です。

2021年「秋の海ごみゼロウィーク」のスタートは9月18日。キックオフイベントなど参加者を募る大きな催しは一部中止とさせてもらいましたが、「海ごみゼロ」を目指したPRや個々の活動など、各地の状況に応じた安全対策を徹底したうえで取り組まれています。

近年はウィーク期間に関係なく行われる、それぞれの地域らしい清掃活動なども増えているようです。
今回は各地から届いたさまざまな海ごみゼロ活動の一部をご紹介します。

北海道をトングでつないだ美化リレー、まもなくゴール札幌へ

新型コロナウィルスの影響で観光客が減るなか、北海道全域で取り組んでいるのが「北海道観光地美化リレー」。各観光地の清掃活動を1本のトングで結ぶリレーで、ごみ拾い活動を盛り上げてきました。6月からスタートした美化リレーも、いよいよ積丹町を経てゴール地点の札幌へ!次回、最後のレポートも楽しみです。
北海道をトングでつないだ美化リレー、まもなくゴール札幌へ
【北海道観光地美化リレー】トングのバトンリレーでごみ拾い⑫?8/30開催・積丹町

再び海ごみゼロねぶたが出陣!ねぶた祭り代替イベント生配信でPR

日本を代表する火祭り「ねぶた祭り」が2年連続で開催中止になり、落胆する青森市民の声を背景に代替イベントが無観客開催でライブ配信されました。このイベントに「海ごみゼロねぶた」が再び青森山田学園の前ねぶたとして出陣!ユニークなごみ拾い姿のねぶたが「あおもりの海を大切に より美しく」と視聴者にアピールしました。
再び海ごみゼロねぶたが出陣!ねぶた祭り代替イベント生配信でPR
【海ゴミゼロねぶたも出陣】「心に灯(とも)せ ねぶた魂」が青い海公園で開催されました

夏のビーチは夏のうちにキレイに!ごみと引き換えにかき氷をもらおう

ビーチクリーンで集めたごみ1袋と引き換えに、かき氷を提供する「カキゴオリチャレンジ」を行っているのは新潟市の関屋浜海水浴場。花火やBBQの残骸など、夏のごみは夏のうちに片付けよう、遊んだついでにごみを拾おうと9月23日まで開催中です。ひんやりとした口溶けが、参加者たちの晴れやかな気分を際立たせてくれています。
夏のビーチは夏のうちにキレイに!ごみと引き換えにかき氷をもらおう
ごみを集めてかき氷と交換!

大きなイベントなどは開催が難しい状況ですが、「海ごみゼロ」を目指したPRや取り組みは各地でさまざまに行われています。
海洋ごみ問題の解決は、立ち止まれない状況だからこそ、いま自分たちにできる活動を身近なところから始めてみませんか?