自分で直した船で島の海へ漕ぎ出そう!セーリングしよう!カッターボート修理工房【第2回 船を修理してみよう!オールを修理してみよう】を開催しました
SCBC島風は、子どもたちが船の修理やオールの改修を通じて船の仕組みを学ぶ「第2回 船を修理してみよう!オールを修理してみよう」を開催しました。船を通じて自然と親しみ、小豆島や海と関わりを持ってもらうことを目的としています。
2022.07.08
SCBC島風は、小豆島の子供たちが様々な種類の帆走体験と漕艇体験を通じて、風と海と船の関係を知り広く学び、自然と親しみ小豆島と海との関わりを深くもってもらうことを目標にしております。
その一環として、カッターボート修理・セーリングカッターボートへの改修を通じて船の仕組み、帆船の仕組みを学んでもらうため、2022年6月26日に第2回 船を修理してみよう!オールを修理してみよう を開催いたしました。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
開催概要
カッターボート修理・セーリングカッターボートへの改修を通じて船の仕組みを学ぶ
日程
2022年6月26日(日)13:00~15:15
開催場所
香川県小豆郡土庄町黒岩481番1号(円満寺近く)
参加人数
子ども3人 保護者2人 スタッフ3人
カッターボートってどうやって進むの?オールはどんな役割があるの?
カッターボートの目的や構造、進み方(漕ぎ方)などを説明し、船に乗って海を楽しむための基礎知識を学びました。エンジンのない昔から船はいろんな形のオールで海を進むことができるように様々な工夫がされてきました。子供たちに船の構造や、どうやって海を進んでいくのかに興味をもってもらい、オールを漕ぐことで船が進む理屈として、支点力点作用点の絵を用いながら学習してもらいました。子供たちは最初は戸惑いながらも身近なてこの原理や体の動きなどからオールを漕ぐことで船が進む理屈を理解してくれたようでした。
オールを修理してみよう!
オールは様々な材料でできていますが、多くは木材を加工して作られています。当然、長く使用していく中で木材のオールは劣化して痛んでいき、突然折れたり割れたりしたりして危険なこともあります。その説明をしたうえで、木材でできたオールを銅板で補修したり、割れた部分をコーキングしたりして劣化などを防ぎ修理することで、痛んだオールもさらに長く使うことが可能となります。物を大切にし、長く使うために修理することの大切さを学んでもらうことが今回のイベントの目的です。オール修理の経験を得て、修理したものを自分で使うことの大切さ、役割を分担することによりみんなで協力して一つのことを成し遂げる楽しさを学べていた様子でした。子どもたちは、物を修理して使うことの大変さと大切さを感じ、みんなで一緒に楽しく最後まで作業することが出来ました。
参加した子ども・保護者からの声
・オールの形や長さはちゃんと意味があるんだと知った!
・オールを漕ぐ意味が何となくだけどわかってうれしかった!
・ぼろぼろになっていたオールがきれいになってうれしい!
・自分たちできれいにしたオールを漕いでみたい!
・軽いオールも作ってみたい!
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:8人