山道からこっそり崖下に投げ捨てられた家庭ごみを回収!「第2回SCBC崖の下のビーチクリーニング作戦in小豆島 吉野浜」を開催しました!
SCBC島風は、海にごみを捨てることの危険性の再認識を目的に、香川県小豆島の吉野浜で海沿いの道から崖下砂浜に投棄された家庭ごみなどを拾う「第2回SCBC崖の下のビーチクリーニング作戦in小豆島」を開催しました。
2022.08.09
SCBC島風は、小豆島のごみ問題の一つである、海沿いの道から崖下砂浜に投棄された家庭ごみ等のごみを拾う「第2回SCBC崖の下のビーチクリーニング作戦in小豆島」を2022年7月18日に、海にごみを捨てることの危険性の再認識を目的として、香川県小豆島の吉野浜にて開催いたしました。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
カッターボートで崖下の砂浜にアプローチしてごみ拾いを実施!
日程
2022年7月18日(祝・月)
開催場所
小豆島 ふるさと村 に集合し 近隣の吉野浜にて
参加人数
18名
水辺の安全教室
今回はカッターボート乗船前に、普段から協力をいただいているB&G池田海洋クラブ 佐倉 亮さんに水辺の安全教室として安全紙芝居を上演いただきました。
小さな子供から大人でも楽しく水辺の安全に対する基本を学ぶことができ、子供たちにはカッパのふうちゃんに面白おかしくライフジャケットの大切さを教えてもらい、大人たちはこうやって子供たちの安全意識を高めることがとても大切であることを再確認できたようでした。
崖の下のビーチクリーニング
崖下の砂浜は船でしか入れずごみの収拾が難しいため、今回カッターボートで砂浜にアプローチしてごみ拾いを実施しました。
海はごみ捨て場ではない。人に見られていないからといって海にごみを捨ててはいけない。そして、一度捨てられたごみを拾うことの大変さと危険性について知る機会を設けました。
子供たちはカッターボートでのビーチングにワクワクした様子で砂浜に降り立ちごみ拾いを元気よくスタート。ペットボトルなどの生活ごみだけでなく、海苔の養殖用の漁具が大量に流れ着いていることにとても驚いていました。最後は砂浜がきれいになったことをみんなで喜んでいました。
カッターボート漕艇帆走体験
今回、講師として、カッターボートの修理改装も手掛ける 一般社団法人スピリット・オブ・セイラーズ 代表理事 山本 海さん と 同副代表 田畑 絵理さん をお招きし、帆走の仕組みや楽しさ、漕艇でのオールの漕ぎ比べなどをご指導いただき、カッターボートの漕艇、帆走を体験しました。
カッターボートの帆走体験では、本来帆走をするようには設計されていないカッターボートが、なぜ帆をあげて進むことができるのかなどを、実際に帆をあげたりおろしたりして説明をし、帆走を楽しむための基礎知識を得てもらいました。
強い力を出すことが出来るけれどとても重い木のオール、軽くて丈夫なグラスファイバーのオール、船を進ませる力は弱いけどすごく軽くて長時間漕ぎ続けることもできるアルミのオールを漕ぎ比べすることで漕ぐことの大変さと面白さを体験してもらいました。みんなが協力してタイミングを合わせてオールを漕ぐことの大変さをこれまで体験してきた子供たちは、帆をあげて、風をとらえてうまくロープを操るの難しさ、大変さを感じてもらえ、それが上手にできると大きなカッターボートがすいすい海を進んでいくことに驚きながらも帆走の楽しさ面白さを感じてもらえたようでした。
参加した子ども・保護者からの声
・思っている以上にたくさんのごみが落ちていてびっくりした!
・ライフジャケットがあると水遊びが安全になる!
・オールで漕ぐのはすごく大変なのに帆があがると船がすーっと動いたのはうれしかった!
・帆で船が走ると大人もみんなすごく楽しそうだった!
・いつも海を近くで見ているがもっと海に親しんで船に乗りたい!
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:18人