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楽しく学んで行動しよう!プログラミングでSDGs!浜松市で「プログラミングで海のSDGs!」を開催しました!

一般社団法人イエロー ピン プロジェクトは、静岡県浜松市にて、「プログラミングで海のSDGs!」を開催。浜名湖に生息する生き物について学び、粘土作品を仮想の浜名湖で泳がせる、粘土 × Scratchプログラミングワークショップも行いました。

2022.08.30

一般社団法人 イエロー ピン プロジェクトは、2022年7月28日(木)に静岡県浜松市にて、「プログラミングで海のSDGs!」を開催し、粘土 × Scratchプログラミングワークショップを実施しました。

浜松のシンボル「浜名湖」に生息するたくさんの生き物について講演で学び、実際の魚を観察しながら作った粘土作品を仮想の浜名湖で泳がせるプログラミングワークショップを行いました。

このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。

「プログラミングで海のSDGs!」
日程
2022年7月28日(木) 10:00~15:30
開催場所
浜松こども館
参加人数
30名
後援
総務省、文部科学省、環境省
協力
浜松こども館、リトルスタジオインク株式会社

浜松こども館・原田館長による「身近な宝の湖(うみ)浜名湖のお話」

静岡県浜松市には、日本で10番目に大きな湖「浜名湖」があります。浜名湖は汽水湖とよばれる、淡水と海水の混じった、海につながっている珍しい湖です。浜名湖のとても豊かな生態系を、浜松こども館・原田館長がクイズもまじえながら楽しく教えてくださいました。
宝の湖を守るためには、まずは浜名湖について「親しむ(知る)」事が大切です。浜名湖の「アマモ」ついても学びました。アマモは海の豊かさを育む海草の一種で、水中で二酸化炭素を吸収して酸素を排出したり、水をきれいにするはたらき、生き物の隠れ家になるという沢山の役割を持っています。浜名湖の生態系を保つための重要な植物なのです。
 

粘土でつくった浜名湖の生き物をプログラミングで動かそう!

会場には、浜名湖体験学習施設ウォットから、浜名湖に生息する、ウナギやタツノオトシゴなどの魚たちが教室にやってきていました。粘土作成に入る前に、参加したこども達は、どんな生き物を作るかじっくり観察していました。
粘土作成の時間では、講師としてフィギュア作家のあかほりこのみさんが「コツ」を子ども達へ教えてくれました。カラフルな小麦粘土を使用し、パーツごとにどうやったら生き物の特徴を捉えた粘土を作ることができるか、子ども達はよく考えながら実践している様子でした。
完成した粘土作品をパソコンに取り込み、Scratchで動きをつけるプログラミングの時間では、実際の魚たちがどんな泳ぎ方をしているのか、試行錯誤してプログラムしているのが印象的でした。浜名湖のどの深さの部分で生き物が暮らしているのか、原田館長の解説を加えながら、浜名湖の生態系を再現することができました。
最後には、参加者全員のプログラムされた生き物を、大きな画面に集めて動かしました。自分たちがつくった粘土の生き物が、画面上の浜名湖で泳いでいるのをみた瞬間、子ども達からは大きな歓声があがり、達成感のあるワークショップとなりました。
実際に見て、学んで、作ることができた今回のワークショップを通して、夏休みの自由研究に活かしたり、身近にある豊かな湖(うみ)の生態系について、より多く学ぶきっかけを作ることができました。
 

参加した子ども・保護者からの声

・浜名湖にはたくさんの生き物がいて、生き物を守りたいと思った。(男子・11才)
・写真や実物をみながら粘土をつくれたので楽しかった。(男子・11才)
・浜名湖にタツノオトシゴがいることにおどろいた。(男子・11才)
・お話、実際に魚を見る、作るがセットになっていて、とても海(浜名湖)対して興味がもてた。浜名湖に親しむとてもいい機会になったと思います。(保護者)

 

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています

参加人数:30人