海ノ民話のまち 高知県中土佐町の海ノ民話アニメーション 「海に沈んだ鬼」の上映会を開催しました!
一般社団法人日本昔ばなし協会と日本財団が取り組む「海ノ民話のまちプロジェクト」は、高知県中土佐町を舞台としたアニメ「海に沈んだ鬼」の上映会を、中土佐町人権啓発センターにて開催いたしました。
2024.03.04
一般社団法人日本昔ばなし協会と日本財団が取り組む「海ノ民話のまちプロジェクト」は、高知県中土佐町を舞台としたアニメ「海に沈んだ鬼」の上映会を、中土佐町人権啓発センターにて開催いたしました。当日は、中土佐町の住民の方を中心におよそ50名以上が参加。親しみのある地元の民話がアニメになったことを皆さんに喜んでいただきました。
このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
イベント概要
日時 | 2024年2月25日(日)10:00~11:00(受付開始 9:30~) |
会場 | 中土佐町人権啓発センター2階ホール (高知県高岡郡中土佐町久礼5251-1) |
アクセス | 土讃線 JR土佐久礼駅 徒歩30分 |
参加者 | 中土佐町の子どもと町民 |
イベント
内容
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1. 中土佐町 岡村教育長あいさつ(10:00~10:05) 2. 柴田英知プロデューサーあいさつ(10:05~10:15) 3. アニメ「海に沈んだ鬼」上映(10:15~10:20) 4.双名島についての話(10:20~10:25) 5. アニメ「海に沈んだ鬼」上映(10:25~10:30) 6.自由時間《双名島の絵本や町にまつわる資料閲覧、アニメのぬり絵 等》 (10:30 ~ 10:50) 7.記念撮影(10:50 ~ 10:5) |
町を助けてくれたやさしい鬼に感謝!
町民のほとんどが知っているといわれる、町の景勝地「双名島」と鬼の民話。
その民話がアニメ化されたことを記念する上映会には、町内の子どもから大人までのおよそ50名が参加しました。
まず、最初に中土佐町 岡村教育長からこのアニメが完成するまでの経緯や民話の説明があり、プロデューサーの柴田さんからは、アニメの制作にあたって実行委員会のメンバーと地元の風習などについて議論を重ね、熱い思いからこの作品が誕生した裏話などが披露されました。
その後、待ちに待ったアニメ「海に沈んだ鬼」が上映されると、参加した子どもや大人たちは食い入るように鑑賞しました。アニメの上映が終わると、参加者から拍手が沸き起こりました。
そのあと、実行委員会メンバーから、中土佐町とカツオの関わりや双名島の昔の写真や文献などを使い、双名島の紹介をしました。
当日は雨天の為、舞台の双名島に行くフィールドワークは中止。予定を変更し、中土佐町にまつわる民話の紙芝居や絵本などを見たり、アニメのワンシーンを切り取ったぬり絵をするなど楽しく過ごしました。
参加した子ども・町民からの声
参加した子どもからは、「鬼がやさしい」「鬼が町を守ってくれて、平和になってよかった」「毎日見ている双名島がアニメになってうれしい」などの声があり、町民からは、「古い風習が盛り込まれていて、中土佐町のよいところが描かれていた」などの声が聞かれました。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています