ボクらの海であそぼう!まなぼう!『Keiki Cup 2020』~海と日本プロジェクト~
遊びを通じて、海の環境と安全へのそなえを楽しく学べるプログラムを開催。スポーツ形式のビーチクリーン競争や、ライフジャケットdeリレー、SUPリレーなど、多くの親子に参加いただきました。
2021.01.28
遊びを通じて、海の環境と安全へのそなえを楽しく学べるプログラムを海の日に開催。スポーツ形式のビーチクリーン競争や、ライフジャケットdeリレー、SUPリレーなど、多くの親子に参加いただきました。
プログラム内容は親子で参加できるものであり、大人もこどもも一緒に楽しみながら環境問題と海辺の安全に目を向け、学び、体感することを目的としました。
日程
2020年7月23日(祝・木)
開催場所
広島県江田島市・入鹿海岸
参加人数
83人(スタッフ・17人)
主催
一般社団法人フウド
共催
ETAJIMA SEA SUPPORT
協力
江田島市役所・江田島市教育委員会・沖漁業協同組合
ビーチクリーン競争
身近な海にどのようなゴミが流れ着いているかをごみを拾いながら学び、海岸をきれいにすることで気持ちよく遊べることを実感してもらうため、スポーツ形式でごみ拾いを実施。チーム対抗戦で協力することの大切さや分別ルールを学び、大人もこどもも一生懸命ごみ拾いをしました。江田島市が抱えるごみ問題として、「牡蠣に関するごみ」が挙げられているため、牡蠣筏のフロートなどの大型ごみを拾った場合は得点が高くつくよう設定、こども達が一斉にフロートめがけて走る姿も見られました。熱中症対策で15分間という短時間の競技ではありましたが、約60袋のごみと流木・牡蠣イカダのフロートなどの大型ごみが集まりました。競技後は、集まったごみで瀬戸内海の環境シンボル「スナメリ」を描き、ドローンで撮影。ごみを拾う楽しさも伝えました。
ライフジャケットdeリレー
海辺で安全に遊ぶためには、ライフジャケットの着用が推奨されています。そこで、ライフセーバーの方に正しいライフジャケットの着用方法を教えてもらい、大人がこどもに実践。ライフジャケットを正しく着用できたこどもから怪我をしないように砂浜を早歩きし、次の親子へバトンタッチ!リレー形式で海辺の安全を楽しく学びました。
SUPリレー
江田島市はマリンスポーツが盛んです。この日は「海の日」ということもあり、海で純粋にマリンスポーツに楽しんでもらうため、参加者全員でSUP体験を行いました。この競技もリレー形式で、こども一人でSUPに乗っても安全なように、SUPのインストラクターを海上に配置し、指導を行いながら楽しくSUP体験を行いました。中には、親子でSUPに乗って楽しむ方々も大勢見られ、身近な海で遊ぶ楽しさを伝えました。
参加者の声
・こどもがとても楽しんでいました。ごみ拾いもいい経験です。
・今までやったことの無いことがたくさん経験できました。
・初めての体験がいっぱいで、知らない方とも交流できるし、楽しかったです。ごみ拾いを競争して楽しく行うことができるのは良いと思いました。
・身近な問題にも目を向けることの大切さも学ぶことができました。
・新型コロナウイルス禍で大変な中ではありますが、我慢ばかりをさせていたこどもが久しぶりの海にはしゃぎ、楽しそうな姿を見て嬉しくなりました。
・ライフジャケットを初めて着用させました。購入を考えたいと思います。
・牡蠣筏のフロートなど、大きなごみがたくさん出ていることに驚きました。
・これからは海で遊ぶ際に、まわりを綺麗にしてから遊ぼうと思います。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています。
参加人数:83人