福丼県プロジェクト 海洋ごみに関するアンケート調査 〜海と日本PROJECT〜
プロジェクトイベントが始まる8月と、全てが終わる11月に海洋ごみに関するアンケート調査を実施しました。海洋ごみに対する認識について数値化し、検証しました。
2021.02.22
プロジェクトイベントが始まる8月と、全てが終わる11月に海洋ごみに関するアンケート調査を実施しました。海洋ごみに対する認識について数値化し、検証しました。
海洋ゴミの現状について認知されたかどうか、意識が変わったか、どう変わったかなどを調査し、数値化して検証しました。
日程
第1回アンケート 2020年8月17日(月)~8月23日(日)
第2回アンケート 2020年11月16日(月)~11月22日(日)
開催場所
福井テレビWEBクラブ
参加人数
福井テレビWEBクラブ会員 約4万人の中から抽出した約400人
主催
福井県プロジェクト実行委員会
アンケートにより、福井県身の取り組み度や意識を明らかに
8月と11月の2回、福井テレビWEBクラブ会員に向け海洋ごみに関するアンケート調査を行い、福井県民の取り組み度や意識がどのように変わったか、周知できているかなどを計りました。
※アンケート調査は以下の内容
調査内容:
【択一】
〇「あなたは海洋ごみの問題をご存知ですか?」 ◎はい ◎ いいえ
〇「あなたはプラスチックごみの海への影響が気になりますか?」
□とても気になる
□少し気になる
□どちらでもない
□あまり気にならない
□全く気にならない
◯「あなたは自分の生活の中で、プラスチック製品・プラスチック容器の利用を今より減らした方がいいと思いますか?」
□とてもそう思う
□まあそう思う
□どちらでもない
□あまりそう思わない
□まったくそう思わない
【複数選択可】
「日常生活の中でプラスチック容器の利用を減らすなど、海を汚さないための行動をどのくらい実践していますか?」
□マイバッグを持参するなど、できる限りレジ袋を受け取らない
□マイボトルを持参するなど、使い捨ての飲料容器(ペットボトルなど)をできる限り使用しない
□できる限りスプーンなどの食器・ストロー・おしぼり・アメニティグッズを受け取らない
□ルールに従って、ごみを正しく分別する
□リサイクル材や、植物を原料としたプラスチックなどを使った製品を積極的に選ぶ
□ポイ捨て・不法投棄はしない
□路上などに落ちているごみを積極的に拾う
□街中や海岸で行われる清掃活動に積極的に参加する
【自由記述欄】
所感
上記の比較において、どの質問に対しても2020年度の活動を実施する前→後でパーセンテージが増加しており、海洋ごみやプラスチックに関する意識が高まっていることがわかります。2019年より「海洋ごみに対する問題提起」を行ってきて、徐々に認知度を上げていき、結果この地道な広報活動が効果を表していると推測します。
Q3でプラスチック製品・プラスチック容器の利用を今より減らした方がいいと思っている人は多いのですが、Q4の実施度の質問ではパーセンテージが低いものも見受けられ、認知はしているが実際行動できていないことが読み取れます。この認知度をふまえ、海ごみ問題に対して、実際の行動に移れるような施策を提案していき、個々ができることから提起できるように努めたいと思います。
参加者の声(自由記述 一部)
・日本がペットボトルやレジ袋などの消費が多いことをなんとなくは認識していても、海洋のことはどこか他人事のような感覚があると思います。こういったプロジェクトで、自分を含め1人1人が意識するいい機会だと思います。
・気になってはいるのにこちらのアンケートに答えて、改めてなかなか実行出来ていないなあと反省しました…。こういうアンケートがあると自覚する事も多いのでもっと他の皆さんにもやってほしいなと思いました。
・他人事ではなく、私たちの生活に直接関係している問題です。私達一人ひとりが小さな事からコツコツ始めていくことが、未来に繋がっていくことだと思います。
・常識がもはや常識じゃなくなっている気がします。ごみを捨てない、なんて簡単な事すら出来ない人やタバコのポイ捨てもよく見かけます。
・奉仕作業で河川のごみを拾いました。 子どもの頃参加した作業に比べて、空き缶よりも、プラスチックのごみの多さを感じています。
・一人ひとりのわずかな取り組みから、大きな変革を生むと思います。また、便利さの裏に弊害が潜んでいることを認識し、より良い解決にわずかでも貢献しなければならないと再認識しました。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています。
参加人数:411人