2020 日本遺産の誇りで繋ぐ海洋教育連携事業 in 秋田 〜海と日本PROJECT~
秋田市で北前船がもたらしたものと現在の暮らしや海について考えるイベントを開催。参加者は見学や座学のほか、検査キットを使った水質調査なども行い、壁新聞の作成にも取り組みました。
2021.03.18
秋田市の土崎みなと歴史伝承館で、北前船がもたらしたものと現在の暮らしや海について考えるイベントを行いました。見学や座学のほか、検査キットを使った水質調査なども行い、参加した子どもたちは壁新聞の作成にも取り組みました。
北前船で日本遺産に認定された48市町の自治体・教育委員会と連携し、16道府県の小学校で海洋教育授業を実施。地域の特色ある海を子供たちがより主体的に取り組むために、体験として学び、地域代表として伝え、他エリアとの共有によって深める海洋教育プロジェクト。
全国16エリアの小学生が海洋教育授業で海が暮らしにもたらした恩恵を学び、海と生きる国としての誇りと、海を尊ぶ意識を醸成します。
地域の宝を商品化する過程で実践知による海洋教育を行うとともに、ふるさと納税で小学生が地域の海に貢献します。
日程
2020年11月14日(土)~2020年11月28日(土)
開催場所
秋田市土崎みなと歴史伝承館
参加人数
9人
主催
一般社団法人北前船交流拡大機構
共催
海と日本プロジェクトin秋田県実行委員会
北前船と秋田市との関わりを知り、海について広く学ぶ
・開催日時:2020年11月14日(土)9:30~16:30
・開催場所:秋田市土崎みなと歴史伝承館
土崎みなど歴史伝承館 事務局長 須田亨氏
国土交通省東北地方整備局秋田港湾事務所企画調整課
海洋利用調査官 槇岡大祐氏
他伝承館スタッフアシスタント
海と日本プロジェクトin秋田県スタッフ
・内容
学習&見学①
海が育んだ食(館内を見学しながら、秋田県内最大の都市である秋田市に北前船をがもたらした食と現在の生活にどう影響を与えたのか今と昔の生活の違いについて)
体験①
海の水質調査(海の学び魚の産地である秋田市や男鹿市の水質調査を検査キットを使って子供たち自身の手で水質の違いについて調査を行いました)
学習②
海の知恵・技術(北前船が海の総合商社として秋田にもたらした富と文化から、現在の海運が私たちの暮らしに大きな影響があることを学習しました)
体験②
北前船を作ろう
体験③
壁新聞の作成
子どもたちは真剣な表情で講師の方の話を聞いていました。北前船や秋田の海の歴史に関して知らなかったことも多かったようで、初めて聞く話に興味を持っていました。また、検査キットを使って水質調査をすることで子どもたちが楽しそうにしていました。
壁新聞を作って発表
・開催日時:2020年11月28日(土)9:30~13:30
・開催場所:秋田市土崎みなと歴史伝承館
土崎みなど歴史伝承館 事務局長 須田亨氏
他伝承館スタッフアシスタント
・内容
体験 壁新聞の作成
体験 壁新聞の発表会
前回、完成しなかった壁新聞を制作し、講師の方に話を聞くなど、積極的に話をしていました。
自分たちで学んだことをまとめることによって秋田の海について北前船が大きな影響を与えたことなど覚え、力を合わせて新聞をつくることによりみんなで意見を出し合うなど楽しそうにしていました。
参加者の声
・秋田県の歴史をまた1つ学べてよかったです。
・家でもノートや資料を見て復習したいです。またこういった歴史にかんするイベントがあれば参加したいと思いました。
・北前船のことを知れてよかったです。
・新聞を自分たちで書いたことでいろいろなことが頭に入った。
メディア掲出
2020年11月15日(日) 秋田テレビ「Live News it!」
参加のしおり
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています。
参加人数:9人