78人が参加! オンラインでサイエンスカフェ-海の環境問題-海と日本プロジェクトを開催しました!
海の環境問題をテーマにオンラインセミナーを開催。偏った情報も多い中、専門家による正しい情報を共有し、科学的・多角的に考え行動する必要性を伝えました。「プロジェクトマナティ」の紹介、瀬戸内海の沿岸環境の変化などの5題を参加78名で実施しました。
2021.07.30
一般社団法人マナティー研究所は、海の環境問題について専門家から学ぶことを目指して、2021年6月18日から6月29日までに合計5回のオンライン・サイエンスカフェを開催いたしました。お子様から大人まで幅広い年齢層の方が参加しました。このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
概要
海の環境問題をテーマに、専門家による発表を計5題実施
日程
2021年6月19日、22日、26日、29日の4日間
時間は10:00~14:00、20:00~21:00(平日)
開催場所
オンラインでZoomを利用
参加人数
合計78名
海の環境問題についての専門家が集結
海の環境問題をテーマに5題の発表を行いました。講師は研究者、新聞記者、企業の方と幅広く参加していただきました。海の生きものと環境問題についてはマナティー研究所の菊池が紹介しました。そして新しい海のごみ拾い「プロジェクトマナティ」の紹介を金城氏(株)マナティ )、瀬戸内海の沿岸環境の変化については渡辺氏((有)リトルレオナルド / (株)バイオーム)と東川氏(笠岡市立カブトガニ博物館)、海環境へ配慮したエシカル消費については廣岡氏(Ethical&SEA)、そして話題となっている日本のお魚の問題については太田氏((株)みなと山口合同新聞社)と真鍋氏(水産資源研究センター)に登壇していただきました。こうした専門家の話をまとめて聞けるのは貴重な機会です。
また、私たちはラジオスタイルでのサイエンスカフェを開催しております。事前に講師の発表動画を公開して、質問をオンライン上へ投稿してもらいます。こうすることで、質問をじっくり考える時間ができ、匿名で気軽に質問を投稿できます。さらに、当日は参加できない事後視聴の方も質問することができます。
正しく知ることが大切
海の環境問題については偏った情報も多くみられます。いま大切なのは、正しい情報を学んで、問題に対してどう行動していくかを科学的に考えて自分自身で決めて行くことだと思います。私たちのサイエンスカフェの特徴は正しい情報を共有することです。そして、できるだけ多角的に物事を捉えられるように心がけています。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています。
参加人数:78人