クイズ学習や真鯛釣り体験を通じて海や魚を愛する気持ちを育もう! 大分県の豊後水道での体験ツアーに11名が参加しました!
大分県の豊後水道で小学生向けの「親子のための大分の海を学ぶツアー」を開催しました。海の問題をクイズ形式で楽しく学び、船釣り体験を通して海や魚に親しむ機会もつくり、海への関心を高めたイベントになりました。
2021.08.27
任意団体Mfisea(エムフィッシャー)は、日本の海が直面している問題をクイズ形式で楽しみながら学習するとともに、実際の船釣り(真鯛釣り:タイラバ)体験を通じて海や魚を愛する気持ちを育むイベント、「親子のための大分の海を学ぶツアー」を2021年7月25日に開催いたしました。
このイベントは、次世代へ海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
開催概要
日本の海が直面している問題をクイズ形式で楽しみながら学習するとともに、実際の船釣り(真鯛釣り:タイラバ)体験を通じて海や魚を愛する気持ちを育むイベント
日程
2021年7月25日(日)
開催場所
NOBO Fishing Guide 古宮港 (大分県大分市佐賀関字太田750番69)
参加人数
11人
親子のための大分の海を学ぶツアー
小学生を対象に「親子のための大分の海を学ぶツアー」が関アジ・関サバでも有名な漁場、豊後水道で実施されました。当日は、クイズ式の講義を通じて現状の海の抱えている問題(漁獲高の変化やマイクロプラスチック問題など)を学ぶだけでなく、実際の船釣り(真鯛釣り:タイラバ)体験が催されました。実際に自らが釣り上げた魚に触れることや現在海で起こっている問題を認識することにより、海への愛情や関心度が高まったイベントとなりました。参加した子供からは、「絶対に海にごみをポイ捨てたりしたくないと思いました。大人の人たちにも軽い気持ちで海に迷惑をかけるような事をして欲しくないと思います」といった現状の海ごみ問題に関心をいだくような声が聞かれました。また、自分の力で魚を釣り上げた子供たちは笑顔いっぱいの大興奮の様子でした。
海への愛を育むことが“豊かな海を未来に”残すことにつながる
四方を海で囲まれており長年その恩恵を受け続けてきた日本ですが、海洋ごみ問題や世界的な水産資源の乱獲などの影響により豊かな海を維持することができない状態になりつつあります。任意団体Mfiseaでは、“豊かな海を未来に”をMissionとして活動しています。
「親子のための大分の海を学ぶツアー」は実体験として海や魚に接し、海を愛する心を育むとともに現在日本や世界で抱えている海の問題について知ることにより、海問題を自分事にしてほしいという狙いがありました。特に今回は小学生向けで且つビギナーでも敷居の低いイベントとしたことにより、いままで関心がなかった子供たちの意識が変わるきっかけになったものと認識しております。
今後も”海愛教育(うみあい教育)”の場を設けることにより、一人ひとりが自分事として海を守りたいという気持ちを育み、”豊かな海を未来に”に向けて一歩でも近づけるよう邁進して参りたいと思います。
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています。
参加人数:11人