アマモ探検隊!2~海と日本プロジェクト~
2018.09.21
アマモ探検隊!は、日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」のサポートプログラムです。福岡に住む子ども達が、スキューバダイビングなどを通じて、非日常の自然体験をしました。
海のスペシャリストであるプロダイバーからの話を通じて福岡の豊かな水中世界に対し、感動やインスピレーション、新たな気付きや学びを与えること。また、その経験が海と自分達の生活との繋がりについて考えるキッカケとなり、自然を守っていこうとする動きが生まれることを目的としています。
日程
2018年8月26日(日)
開催場所
糸島半島・宮浦海岸(福岡市西区)
参加人数
23名(同伴保護者含む)
主催
一般社団法人 ふくおかFUN
アマモをシュノーケルやスキューバダイビングで観察!
福岡の有名自然観光スポットとして知られる糸島半島で、博多湾内に自生するアマモ場とそこに生息する水中生物を観察しました。プロダイバーの指導・安全管理のもとで、参加者がスノーケルもしくはスキューバダイビングで観察します。
活動当日は、「海のゆりかご」と呼ばれるアマモ場の特徴や役割、地元の海である博多湾の現状や課題について伝える講座も行い、参加者とともに海と陸の繋がりについて考えていきました。
■プログラム内容
1.オリエンテーション(10:00~)
アマモについての学習
2.シュノーケル&ダイビング 水面練習(11:00~)
3.シュノーケル&ダイビング(11:30~)
4.ランチ
5.ふり返り・博多湾の水中映像上映@北崎公民館(14:00~)
■アマモとは■
水深1-数mの沿岸砂泥地に自生する海草類の一種で、その役割は非常に貴重なものであると考えられています。
●光合成を行い、水中に酸素を供給(水質浄化作用)
●水中生物の産卵場所
●潮流を和らげ、外敵からの隠れ場ともなるため、魚など水中生物のすみか
上記のような沿岸域の環境保全の機能をもつことから、現在日本各地で保全・再生・造成の動きが広まっています。
参加者の声
・私たちにできることはゴミは持ち帰ったりすること。それで未来につなげたいです。
・いろんな生き物が見れてよかったし、普段体験できないことができてよかったです。
・思ったより海はきれいで魚もたくさんいました。
・アマモはすごく大切なやくわりを持っていることが知れて良かったです。
・初めて見た魚や、ウニもいて、とてもよかったです。
・初めて博多湾に来て「思ったよりきれいだな」と思いました。
・初めてのダイビングで最初は怖かったけど、慣れてきて泳げるようになって嬉しかったです。
・海が汚れている実感から、よりごみについて考えさせられました。
・日々の生活から海をはじめ、環境・生態系を崩さず豊かなものを守りはぐくむように意識をもちたいです。
・地元の海をもっと大切にしないといけないと思いました。
・海を大切にするため、自分ができることをやっていこうと思います。
(イベント後アンケートより一部抜粋)
メディア掲出
RKBテレビ「今日感テレビ日曜版」
J;COM「市民が主役!ふくおかまいCOM」
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています