いわて海ごみなくし隊　実行委員会は、2021年7月22日（木）～8月7日（土）に盛岡七夕まつり会場にて、海洋ごみ啓発活動を実施いたしました。海洋ごみ問題を啓発するために、会場には地元の小学生による手作りの七夕飾りを出展しました。また、8月1日には、いわて海ごみなくし隊チームが盛岡さんさ踊りを披露し、海のごみを無くしていこうと呼びかけを行いました。

このイベントは、日本財団が推進する海洋ごみ対策事業「海と日本プロジェクト・CHANGE FOR THE BLUE」の一環で開催するものです。

盛岡七夕まつり～いわて海ごみなくし隊・海洋ごみ啓発～
開催日程
2021年7月22日（木）～2021年8月7日（土）
開催場所
肴町商店街アーケード
協力団体
盛岡市肴町商店街振興組合

地元小学生が海洋ごみ啓発の七夕お飾りを制作！

盛岡七夕まつりは2年ぶりの開催。今年は密を避けるため、期間を7月22日から8月7日までと長く取り、お飾りは丈の長さを短くして通行する人たちに触れないよう配慮されました。
会場の肴町商店街では、長さ365メートルのアーケードに43本のお飾りがつるされましたが、今回「いわて海ごみなくし隊」もお飾りを出展。お飾りの絵を描いてくれたのは、杜陵小学校の5年生の児童の皆さん。学校の前を流れる中津川にサケがのぼってくることから、普段から環境学習に取り組んでおり、「川と海はつながっている。川の環境を守ることが、海をきれいにすることにつながる。」と、力強いメッセージを描いてくれました。

「きれいな海を守ろう！」という願いを込めて、さんさ踊りを披露！

夏の盛岡を彩る「盛岡さんさ踊り」。いわて海ごみなくし隊チームが参加し海洋ごみ啓発を呼びかける予定でしたが、残念ながら2年連続で中止が決定。なんとか練習の成果をお披露目できないかと思っていたところ、七夕まつりの会場にもなっていた肴町アーケードで盛岡市肴町商店街振興組合が協力してくださることになり、いわて海ごみなくし隊チームによるさんさ踊りのお披露目が実現しました。
夏らしい蒸し暑さの中、海の生き物のイラストがあしらわれた涼しげなオリジナルの浴衣を身に着けた53人の小学生が集合。「海ごみゼロ」の横断幕を先頭にして、2ヶ月間かけて練習した太鼓と踊りを披露しました。さんさ踊りの太鼓が商店街に響き渡ると沿道の人たちは「夏の盛岡はやっぱりこのさんさ太鼓の音だよね。」と、にこやかに見入っていました。

イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています