出張授業「<子どもと海のSDGs>SDGsってなんだろう 大阪府大阪市立南小学校 ~海と日本PROJECT~」
「海」を切り口にSDGsを楽しく学ぶ出張授業を大阪市立南小学校で開催。ワークショップと事例紹介を通じてSDGsの考え方を学んでもらいました。
2019.12.09
「海」を切り口にSDGsを楽しく学ぶ出張授業を、応募いただいた大阪市立南小学校の5年生、6年生の児童を対象に開催。ワークショップと事例紹介を通じて、SDGsの14番目の目標「海の豊かさをまもろう」に向けた持続可能な社会づくり、SDGsの考え方についての理解促進を図りました。 講師役は、日本ESD学会副会長の手島利夫氏、京都造形芸術大学教授の竹村眞一氏が務め、子どもたちからは活発な意見が出されました。
「海」を切り口にSDGsを楽しく学んでもらう出張授業を、応募いただいた小学校で開催。SDGsの14番目の目標「海の豊かさをまもろう」を通じて、持続可能な社会づくりに必要な知識、考え方、能力を育成するプログラムを、児童や先生に提供。ワークショップと事例紹介を通じてSDGsの考え方を理解してもらいます。
日 程
2019年10月4日(金)10:45~12:20
開催場所
大阪府 大阪市立南小学校
参加人数
計62人(6年生32人/5年生30人)
主 催
こども海の学習プログラム普及プロジェクト実行委員会
協 力
朝日小学生新聞、日本ESD学会
地球規模で海を守るために解決すべき問題を考えてSDGsを学ぶ
10月4日(金)は、大阪市立南小学校の5年生、6年生の児童を対象に出張事業をしました。講師を務めるのは日本ESD学会副会長の手島利夫氏。東京の小学校の校長を歴任し、現在は学校教育の現場でESD・SDGsの普及に努めています。授業は、人類がこれまでに克服してきた事柄や、現在直面している問題などを考えてもらうワークショップ形式です。
1時間目の授業では、教室に「海の豊かさを守ろう」「気候変動に具体的な対策を」など、SDGsの目標を示す色とりどりのマークがついた大型パネルを17枚ずらりと並べました。そのパネルに、子どもたちは「この先もずっと豊かに続いていくために、克服しなければならない問題」を自分で付箋に書き込み、貼り付けました。
自分の頭を使って考え、仲間どうしで相談し、体を動かして作業します。「SDGsとは何か」。子どもたちは、自らの体験を通して、学びを深めました。
2時間目のゲスト講師は京都造形芸術大学教授の竹村眞一氏が登場。デジタル地球儀「触れる地球」を使って授業を行いました。
直径60cmの光輝く地球儀は、雲の動きをはじめ、台風や津波の発生過程、そして地球が温暖化していく様子など、さまざまな情報を映し出すことができます。竹村氏は、地球が太陽からほどよい距離にあり、大気と海があるおかげで、地球の気候が安定していることを解説しました。
そして、海の危機については、プラスチックごみが海流によってハワイ周辺などに寄せ集められる様子が動画で示されました。
竹村さんは「人類は大きな力をもつようになってしまいました。でも、その力を使えば、未来を変え、地球を良くすることもできます」と子どもたちに語りかけました。
メディア掲出
朝日小学生新聞(11/20掲載予定)
朝日小学生新聞HP https://www.asagaku.com/2019/sdgs/index.html
イベントレポートは実施事業者からの報告に基づき掲載しています
参加人数:62人