岩手の海を学び、未利用魚のさばき方をプロから教わる 親子でミステリークッキング「日本さばける塾 in いわて矢巾」
有限会社魚広・川上塗装工業株式会社・一般社団法人 海のごちそう推進機構は、2023年11月5日に「日本さばける塾 in いわて矢巾」を開催いたします。
2023.10.06
有限会社魚広・川上塗装工業株式会社・一般社団法人 海のごちそう推進機構は、2023年11月5日に「日本さばける塾 in いわて矢巾」を開催いたします。このイベントは、次世代へ豊かで美しい海を引き継ぐために、海を介して人と人とがつながる“日本財団「海と日本プロジェクト」”の一環です。
三陸の豊かな海がある岩手県ですが、今回「日本さばける塾」を開催する岩手県矢巾町は海までは車で2時間近くかかり、海が身近な地域ではありません。「日本さばける塾inいわて矢巾」は岩手の内陸部に住む子どもたちに海を身近に感じてもらうことを目的とし、豊かな海を未来に引き継ぐための取り組みとして開催します。
講師は、50年前から岩手県大槌町で海洋研究を行う東京大学大気海洋研究所大槌沿岸センターの峰岸有紀准教授を迎え、岩手県の魚「南部サケ」と海の環境の学びを通じて岩手の海への理解を深めます。魚は岩手県宮古市の重茂(おもえ)漁業協同組合の定置網船で獲れた新鮮な珍しい魚を特別に直送。どんな人がどのように魚を獲っているのか、漁師さんともつながることで内陸にいながら海に興味が湧く内容となっています。魚のさばき方は、矢巾町の魚屋さん「魚広」の廣田諭宇祐(ゆうすけ)氏から教わり、さばいた魚でどんな料理ができるのかは当日のお楽しみ。親子で岩手の海の豊かさを学び、魚さばきを通じて今まで知らなかった海を知り「海はおいしい」「命の大切さ」「食べる楽しさ」を体験できるイベントです。
<イベント概要>
日時 |
2023年11月5日(日)10:00~15:30(受付開始 9:45~) |
会場 |
盛岡地区勤労者共同福祉センター <住所>岩手県紫波郡矢巾町流通センター南1丁目2-7 |
アクセス |
最寄駅:東北本線「矢幅駅」から車で12分 |
プログラム |
1.海のまなび(講師:東京大学大気海洋研究所大槌沿岸センター 峰岸有紀准教授) 2.漁港とつながろう(動画:重茂漁業協同組合 定置網船の漁師さん) 3.魚オープン!定置網で獲れた魚を観察しよう 4.魚をさばいてみよう(講師:有限会社魚広 廣田諭宇祐氏) 5.ミステリークッキングタイム(講師:オガタ商店 小笠原朋乃氏) 6.みんなで食べよう! 7.海の秘密発見シートを描いて学びをシェア |
応募について |
開催場所近郊の小学生対象の限定募集となります。 |
<有限会社魚広・川上塗装工業株式会社/開催の背景と展望>
主催の有限会社魚広・川上塗装工業株式会社は、持続可能な未来・社会・地域づくりに向けた学び合いの仲間であり、川上塗装工業株式会社が運営する「サスティナブルスタジオモリオカ”ソノツヅキ”」で昨年開催したイベント「魚屋さんに教わる正しい魚のさばき方」では、有限会社魚広の代表の廣田氏が講師をつとめました。このイベントを通じ参加者の海への興味と関心が一層高まったことを実感し、魚さばきのイベントは持続可能な海洋環境の保護につながると確信し、一般社団法人海のごちそう推進機構とともに「日本さばける塾inいわて矢巾」の開催が実現することとなりました。
岩手県盛岡市・矢巾町は海から遠く離れた内陸部に位置していますが、「日本さばける塾」に参加することで、内陸の人が海を自分ごと化し、未来の海洋環境保護に向けてのアクションの輪を拡げることを目指しています。