【延期となりました】九十九島の民話のアニメを制作、長崎県佐世保市で上映会開催!
海ノ民話のまちプロジェクト実行委員会は、日本中に残された海のまつわる民話を発掘し、その民話のストーリーとその民話に込められた「想い」「警鐘」「教訓」を、親しみやすいアニメーションとして映像化しました。このたび、長崎県佐世保市の民話のアニメーションが完成し、佐世保市で上映会を開催する運びとなりました。
2020.02.17
海ノ民話のまちプロジェクト実行委員会は、日本中に残された海のまつわる民話を発掘し、その民話のストーリーとその民話に込められた「想い」「警鐘」「教訓」を、親しみやすいアニメーションとして映像化しました。本プロジェクトは、次の世代を担う子供たちへ、そして、さらに次の世代への“海“を語り継いでいくために始動しました。このたび、5つのエリアを「海ノ民話のまち」として認定。そのうちの1エリアである長崎県佐世保市の民話のアニメーションが完成し、佐世保市で上映会を開催する運びとなりました。
上映会の日程は3月1日(日)11:00~と13:30~、場所は佐世保市立図書館となります。ご多忙の折、誠に恐縮ではございますが、万障お繰り合わせの上、ご参加いただけますと幸いです。
※「海ノ民話のまちプロジェクト」とは
日本財団が推進する「海と日本プロジェクト」の一環として実施。海と深く関わりを持つ日本という国の「海との関わり」と「地域の誇り」を、子供たちに伝え語り継ぐことを目的としたプロジェクトです。
※「海と日本プロジェクト」とは
2015年に「海の日」20回目を記念し、日本財団の主導で推進しているプロジェクト。次世代を担う子どもたちを中心として多くの方々に「海の日」の意義について認識を深めてもらうとともに、海への好奇心を持ってもらい、行動を起こすムーブメントを作り出すことを目指しています。
【長崎県佐世保市に伝わる民話「一里島」あらすじ】
むかしむかし、美しい月夜の晩に、佐世保の沖にある100の島たちがのんびりと話しをしていました。島の大将の松浦島が「今夜は、みんなで集まって、久しぶりにのんびり酒を飲もうじゃないか」と言いました。まわりの島々も賛成し、移動を始め、佐世保湾の中に集まりました。島たちはお酒を飲んだりして、歌を歌って大いに宴を楽しみました。一番若い一里島は、初めての宴会に大喜び。ここ(佐世保湾)はなんと居心地が良い所なのでしょう。一里島は、すっかりくつろいで、飲み過ぎてしまいました。しかし、夜が明ける前に元の場所に帰らなくては、島たちは二度と戻れなくなってしまいます。夜明けが近いころに気がついた大将の松浦島が『さぁ、みんな、そろそろ帰るぞー!』と呼びかけましたが、酔って寝てしまった一里島だけは全く起きません。仲間の島々はどうすることもできず、一里島をおいて元の場所に帰りました。こうして佐世保湾の中に一里島だけがぽつんと取り残されています。その時、百あった島が一つ減ったので、人々は、九十九島と呼ぶようになりました。
【公式サイト】
http://minwa.uminohi.jp/
【上映会・概要】
日時:2020年3月1日(日)11:00~、13:30~
会場:佐世保市立図書館 おはなしのへや(長崎県佐世保市宮地町3-4)
プログラム内容:
1.「海と日本プロジェクト」 「海ノ民話のまちプロジェクト」の説明
2.佐世保に伝わる民話「一里島」の朗読(テレビ長崎 アナウンサー)
3.アニメーション上映
4.参加者にアンケート 上映会参加者にプレゼントを予定しております。
5.フィールドワーク(展海峰)車で移動します。悪天候の場合は中止です。
<お問い合わせ先>
佐世保・海ノ民話のまちプロジェクト実行委員会
電話:0956-23-9371(テレビ長崎 佐世保支社内)
メールアドレス:hiroaki@ktn.co.jp
日本財団「海と日本プロジェクト」の一環として、次世代へ海を引き継ぐため、海を介して人と人とがつながることを目的として、本事業を実施しています。