中部地方
新潟
美しい日本海の夕日は新潟県の自慢のひとつ。
穏やかな春、群青に染まる夏など、新潟の海は四季ごとに表情を変えます。
南蛮エビやノドグロなど、おいしい海の幸も豊富です。
「海と日本プロジェクトin新潟」は新潟の海の魅力を発信し、より身近に楽しんでいただけるよう活動に取り組んでいます。
富山
「日本三大深湾」の富山湾は、標高3,000m級の北アルプスから、一気に水深1,000m以上の海底に達する急峻さが特徴で、世界的にも類を見ない構造です。漁場と港が近いため、鮮度が良いまま、店先や食卓に並ぶのが富山湾の魚の特長です。なかでも、ブリ、ホタルイカ、シロエビ、ベニズワイガニ、バイガイなどは特に有名です。また、「海越しの立山連峰」の景観、蜃気楼、ホタルイカ群遊海面など、美しい表情も観光客を魅了します。
「海と日本PROJECTin富山県」は、この豊かで美しい海を未来へ引き継いでいくために、様々な情報発信・活動を行っています。
石川
古来、石川県の人々は海と深く関わってきました。国連の世界農業遺産に認定された能登には、輪島の海女漁や珠洲の塩田など、海に寄り添う暮らしが根づきます。北前船で栄えた加賀や金沢には往時を偲ばせる町並みが残り、伝統の海産物が作られています。北陸新幹線開業を機に、新鮮な海の幸も有名になりました。「海と日本プロジェクトinいしかわ」は、様々な海の姿、人々の暮らしや想いを伝え、石川県の豊かな海を未来につなぐ活動を行っています。
福井
福井県は日本列島の中央部に位置し、北は東尋坊をはじめとする奇岩断崖が続く越前海岸、南にはリアス式の優美な海岸線を持つ若狭湾と変化に富んだ海岸美を誇り、北前船などの海上交通の要衝として古くから栄えてきました。また、寒流と暖流が交わる福井県沖の日本海は日本有数の漁場で、毎年皇室に献上される越前ガニや若狭ガレイなど海産物の宝庫となっています。海と日本プロジェクトin福井では、この豊かな海を未来に残すため、次世代を担う子供たちや若者を対象に、海に親しみ、大切にする心を育てる運動を進めていきます。
山梨
海に囲まれた日本の中でも、数少ない内陸県の一つである山梨県は海とかかわりが意外に深く、人口10万人当たりの寿司屋の店数は日本一です。普及した理由は「生に近い海魚を食べたい」と思ったときに、寿司なら多少保存が効くためと言われています。また海への憧れからかマグロの消費量も全国2位のマグロ好きな県民性、さらにあわびの煮貝は山梨の特産でもあります。「海と日本プロジェクトinやまなし」では、そんな山梨と海のかかわりを伝えることで皆さんに興味を持ってもらい、海と共生するムーブメントを起こすことを目的に活動しています。
長野
内陸県(海なし県)の長野県。海に対する県民の想いは人一倍です。昔の信州人は、遠い海から届く塩や海産物を大切に味わいました。現在の信州人は、隣県での海水浴が夏の楽しみ。北陸新幹線の開業で、日本海がより近付きました。また北アルプスを水源とし、上高地、安曇野、善光寺平などを流れる信濃川水系など、8つの一級水系の原流域です。長野の自然と海の環境は密接に関係しています。「海と日本プロジェクトin長野」では、地元と海のつながりを学び、海をより身近に感じるために活動しています。
静岡
海に囲まれた日本。静岡県には、深さ日本一の駿河湾を有し、環境変化の少ない深海でしかみられない海洋生物も多く存在する豊かな海があります。また、伊豆半島から駿河湾、遠州灘までの500キロメートルを超える変化に富んだ海岸線も魅力の一つです。「海と日本プロジェクトin静岡県」では、そんな静岡県の海の今を伝えることで皆さんに興味を持ってもらい、海と共生するムーブメントを起こすことを目的に活動しています。
愛知
三河湾や伊勢湾などに囲まれた愛知県。海と野山と都市のバランスよい構成が特色です。養殖など沿岸漁業がさかんで、特にあさり類、くるまえびは全国でも有数の漁獲量を誇ります。「海と日本プロジェクトin愛知県」ではこのような愛知の海の豊かさや多様性を伝えることで皆さんに興味を持ってもらい、海と共生するムーブメントを起こすことを目的に活動しています。