海と日本プロジェクトの秋の海イベントや新プログラムのお披露目情報にも注目を
夏を過ぎても助成プログラムやイベントは多彩なラインナップでお届け。新企画にもご期待ください。
2023.09.28
記録的な暑さに見舞われた2023年ですが、ようやく秋の気配が感じられるようになりましたね。
待ちわびた秋にも、日本財団 海と日本プロジェクトが助成している海に関わる企画やイベントがさまざまに用意されています。
入念な準備の末にお披露目される新プログラムがあったり、通年で複数回が開催される人気イベントがあったり。その内容も、海洋ごみ問題にまつわるもの、海のグルメに関するもの、海を体験して、学んで、表現していくプログラムなど、多彩です。
どれも海への興味が深まるものばかりですが、具体的にどんなものがあるのか、今回はいくつかピックアップしてご紹介します。
海の思い出をアート作品に。「うみつづり」に皆さんのエピソードをお寄せください
海を愛しながら暮らしてみようと試みる体験型レシピメディア・海のレシピプロジェクトから、新企画「うみつづり」が誕生しました。ウェブマガジン制作の過程で出会った人々の声に耳を傾けるなかで、日常生活の中で海を思い出す時間を提供できたらと立ち上げたもの。皆さんから募った海のエピソードをもとに、新たな海の物語をアーティストが作品に仕立てます。
2023年は現代ショートショート作家・田丸雅智氏が制作を手掛け、来春以降にお披露目する予定です。現在、皆さんからの海の思い出を募集中です。
みんなの海の思い出を集めて可視化するプロジェクト 「うみつづり」のウェブサイトがオープン！
親子でごみ拾いデビュー！「ブンケン隊長につづけ！はじめてのごみひろい」開催
海ごみゼロを目指して福島で行われるのは、3歳から小学3年生までを対象にした親子ごみ拾い体験イベント。できるだけ早い年齢からごみ拾いを体験することでポイ捨て抑止の意識を高めてもらおうと、ふくしま海と緑のプロジェクトが主催しています。
福島中央テレビ「ゴジてれChu!」の番組内「ブンケン歩いてゴミ拾いの旅」コーナーでお馴染みの鈴木ブンケンさんと一緒に取り組む「ブンケン隊長につづけ！はじめてのごみひろい」は、11月まで開催予定です。
ブンケン隊長につづけ！はじめてごみひろい
現代版“灯台守”を募集中！愛知県最古の野間埼灯台の新イベントにもぜひ注目を
海と灯台プロジェクトの「新たな灯台利活用モデル事業」では、愛知県の野間埼灯台でなんと現代版 “灯台守”を募集中です。求めているのは従来のような灯台の維持管理業務ではなく、灯台を中心にした町おこしPR隊長としての役割。町内に住み込み、灯台の一般公開管理やキャンピングカーでの飲食提供、イベントの企画運営などに、野間埼灯台ポータル化実行委員会とともに携わってもらうそう。
灯台守の誕生によって、これから愛知県最古の野間埼灯台がより親しみやすく、賑やかなスポットになっていきそうです。新たな灯台イベントにもご注目ください。
美浜町・野間埼灯台をPRする“現代版 灯台守”を募集します
他にも海と日本プロジェクトでは毎年たくさんの事業を助成していますが、10月2日（月）からは2024年度の助成申請の受付もスタート。
少し気が早いですが、来年度も助成事業者の皆さんと一緒に、海への好奇心や行動が広がるプログラムやイベントをたくさんお届けする予定です。ぜひ楽しみにお待ちください。
