知ろう食べよう。海の幸!「海のごちそうウィーク」開催。
10月10日〜16日は、海のごちそうを味わい海の大切さを考える一週間。いつまでも海の恵みを味わえますように。
2020.10.15
10月10日の魚(とと)の日からスタートした海のごちそうウィーク。
海の恵みを大いに味わい、海の大切さを考えようと、全国でさまざまな取り組みが開催され、オンラインイベントやSNS投稿キャンペーン、期間限定コラボメニューの発売などもあり盛り上がりました。
命をいただくことに感謝しながら、海をとりまく環境を考えるきっかけにしてもらえたら…。そんな思いでスタートした海のごちそうウィークは10月16日までの一週間ですが、16日以降も続く企画もあるので、ぜひご注目ください。
「#海のごちそうウィーク」で投稿、海のごちそうセットを当てよう
誰でも参加できるSNSへの投稿で、豪華な海の幸が当たるという「海のごちそうウィークキャンペーン」を開催しているのは、海と日本プロジェクトの事業のひとつ「トトタベローネ」。
事業では、食を通じて海や魚の魅力と問題を伝えるため、地域の魚を使ったご当地メニューを開発して地元飲食店で提供するほか、食を考えるイベントなども開催しています。今年は全国4つのエリア(函館、庄内浜、射水、桜島)で取り組み、いよいよ秋から新メニューが登場しました。
今回のキャンペーンでは、そんな4エリアを代表する魚4種のお料理を食べて、写真と一緒に「海の問題」に対する考えをSNSで大募集! 10月末までの開催なので、ぜひご応募ください。
トトタベローネ2020 海のごちそうお土産セットが20名様に当たる!
イベント開催からスペシャルな限定メニュー発売まで盛りだくさん
プレゼントキャンペーンのほかにも、期間限定で「磯丸水産長野駅前店」や「養老乃瀧」系列店などの飲食店ではスペシャルなコラボメニューが登場し、“今だけ”の味わいが人気を集めています。
また、ふだん子どもたちに魚のさばき方を伝授している「さばける塾」では、10月10日に「オンラインさんま祭り2020」を開催。古典落語「目黒のさんま」の高座や実行委員の服部幸應校長とのトークイベントのほか、参加者は自宅でさんま料理に挑戦してもらい、たいへん盛況でした。
SNS上ではほかにも、人気レシピ動画サイト「DELISH KITCHEN」から海の食材を使った簡単レシピを発信したり、地元の海のPRポスターコンテストを開催する「うみぽす」から海のごちそうをテーマにした作品を毎日投稿するなど、賑わっています。
そして全国の海の街を巡っている「熱源キャラバン」の繋ぎ手たちも、静岡県からうな重、佐賀県からかにちゃんぽんなど、現地で見つけた海のごちそう情報を届けてくれているので注目です。
海のごちそうウィーク特設サイト
全国で海のごちそう情報を発信!地元の海の変化にも警鐘
今年はSNSなどオンライン中心で盛り上がった海のごちそうウィークですが、海と日本プロジェクト各県のサイトでも、地元の海のごちそう情報がたくさん紹介されていました。
青森県、石川県のサイトでは、県内のおすすめ海グルメを、これでもか!というほど情報たっぷり愛情たっぷりにレポート。また宮城県からは三陸沖で獲れる旬のカツオのお刺身の美味しさを、愛媛県では郷土料理である鯛めしの2通りの食べ方を紹介しています。
そして、そんな自慢の海の幸情報とともに、記事では「水揚量が減少している」という地元漁業関係者の声も伝えています。魚介類の減少は、水温上昇や海洋汚染、乱獲などさまざまな要因が考えられますが、問題を放置していたら遠くない将来、魚が食べられなくなってしまう!
いま味わえる海の恵みに感謝しながら、これからも海のごちそうが食べられるように、海の環境についても一緒に考えていかなければなりませんね。
青森:【海のごちそうウィーク】知ろう、食べよう、海の幸!青森県の「海のごちそう」はこれだ!!
ほかにも、海のごちそうウィーク特設サイトでは、海と日本プロジェクトが提供してきた全国各地の海グルメをたっぷり掲載しています。また、「海の食」をテーマにした子どもたちの学習イベントなど、海のごちそうに関するさまざまな取り組みも紹介しています。
皆さんも海のごちそうを味わいながら、海のこと、考えてみてください。