海プロ関連事業や推進パートナーのさまざまな取り組みが受賞!
活動の成果がさまざまな外部機関から評価されています。これからの活躍にもご注目ください!
2022.12.08
早いもので2022年も残りわずか。
今年も海と日本プロジェクトでは、海に関わるプログラムやイベントが多数実施され、これまでたくさんの皆さんにご参加いただいています。
毎年200件ほど採択される助成事業者の皆さんが運営する事業、ほかにもプロジェクトの主旨に賛同して推進パートナーに登録いただいた団体・企業の皆さんの独自の取り組みなど、多種多様な活動は、さまざまな分野で注目を集めてきました。
近年は嬉しいことに、独自の視点で取り組まれてきたこれらの活動の成果が、外部機関から高く評価され、賞を受賞するケースも増えてきています。
今回は、受賞事業や受賞プログラムなど、注目の取り組みをご紹介します。
海と日本プロジェクトから生まれた活躍の軌跡をご覧ください。
急増する“地ブリ”で新ご当地ラーメン「函館ブリ塩ラーメン」を開発!
10月に海のごちそうウィークを主催した「海と食文化フォーラム」では、今年、全国8エリアで地元の課題解決を目指すプロジェクトを展開中。そのうちのひとつ「函館ブリリアントアクション」では、急増した函館の“地ブリ”を地元に根付かせようと取り組み、6月に発売した「函館ブリ塩ラーメン」が2022年の「北海道新技術・新製品開発賞 食品部門」で大賞を受賞しました。
あっさりとしたコクのある一杯、新しいご当地ラーメンをぜひ味わってみてください。
函館の新たな海の資源「ブリ」を活用した函館ブリ塩ラーメンが『北海道新技術・新製品開発賞』食品部門で大賞を受賞!
函館ブリリアントアクション
地元の海の民話をアニメーション化して子どもたちへ!
2022年で発足5年目、全国に伝わる海の民話を発掘してアニメ化していく「海ノ民話のまちプロジェクト」は、「京都アニものづくりアワード2022」で地方創生部門銀賞を受賞しました。
完成したアニメは27本、今年度も15本を制作進行中です。民話を通して海との関わりや地域の誇りを子どもたちへ語り継ぎ、各地でアニメとコラボしたお土産品を販売するなどの取り組みが受賞理由につながりました。
制作されたアニメーションの数々はYouTubeでご覧いただけます。
日本の民話を掘り起こし、光をあてる『海ノ民話のまちプロジェクト』が『京都アニものづくりAWARD 2022』地方創生部門で銀賞を受賞!
海ノ民話のまちプロジェクト
廃漁網から生まれた鞄が「LIFE ✕ DESIGN AWARD」グランプリ受賞
2022年9月の「LIFE×DESIGNアワード」で、最高位のグランプリを受賞したのは豊岡鞄Atelier nuuブランドの「For the blue トート」。これはブランドを手がけるReC LLC.が、海洋プラスチックごみが出ない社会の構築を目指す取り組み「ALLIANCE FOR THE BLUE」の参画メンバーとして、複数の協働企業とともに開発したもの。北海道道東エリアで回収された廃棄漁網を原料に再生した製糸・織布を使って商品化された、廃漁網から生まれた鞄が大きな注目を集めました。
豊岡鞄の「For the blue トート」が「LIFE×DESIGNアワード」グランプリを受賞
コラボで誕生した富山発の新惣菜。昆布の旨味たっぷり「豆腐昆布ボール」
応募総数4万を超える「お弁当・お惣菜大賞2022」で見事入選を果たしたのは、富山市の推進パートナー「ぺんぎん食堂」とコラボ開発したお惣菜「豆腐昆布ボール」です。味付けには、2021年に実施した学習体験イベント「富山こんぶ学校」で製作したオリジナル昆布パウダー「かけつぶこぶこ」が使用されています。昆布の年間支出が全国トップクラスという富山の新しいお惣菜は、昆布の旨味とピリッとした風味がやみつきになる一品です。
コラボオリジナルお惣菜「豆腐昆布ボール」全国お弁当お惣菜大賞2022 入選
関連事業や推進パートナーの活動の受賞履歴などをご紹介しましたが、他にも海と日本プロジェクトのプログラムに参加した子どもたちの成長が伺える活躍ぶりについても「海と日本プロジェクト発! 活躍の軌跡」ページでご紹介しています。
ぜひご注目ください。