東北地方
青森
本州最北端の青森県は東は太平洋、西は日本海、北は津軽海峡の三方を海で囲まれ、野生のイルカが集う内湾のむつ湾や地形が作る断崖絶壁など、海の絶景の宝庫です。
また、津軽暖流、親潮、黒潮がぶつかり合うことから、マグロ・ヒラメをはじめとした多くの魚獲にも恵まれています。
「海と日本プロジェクトin青森県」ではそんな青森県の海の大切さ、魅力を伝えることで海と共生できるムーブメントを起こすことを目的に活動しています。
岩手
岩手県の海岸線は、北に隆起した海岸段丘の断崖、南にリアス式海岸と変化に飛んだ地形が展開され、世界三大漁場の一つ三陸漁場は様々な恵みをもたらしてくれます。
また、三陸復興国立公園・三陸ジオパークなど観光資源も豊富です。
一方で東日本大震災を始め、繰り返される津波などの自然の脅威とも共存してきたエリアです。
「海と日本プロジェクトin岩手」では、岩手の海の今を伝えることで海と共生するムーブメントを起こすことを目的に活動しています。
宮城
宮城県は、世界三大漁場の一つとされる三陸沖を有する水産王国です。
三陸沖は、寒流と暖流が流れ込む多様性が極めて高い海域で、海洋生物の生息数は全海洋生物の約14%にあたる3万3000種あまりに及ぶといいます。
そんな宮城の海が、2011年3月11日大きな災害に見舞われました。
浜は姿を変え、多くのものを失いました。それでも、沿岸には、自然とともに生きると決め、たくましく活動する人たちがたくさんいます。
「海と日本プロジェクト in みやぎ」は、世界に誇れる海の恵みと海と向き合う人たちのいまを発信し、宮城の海に再び光を当てます。
秋田
日本海に面した秋田県は、白神山地と鳥海山の栄養豊富な伏流水が海に流れ込み、豊かな海の幸に恵まれています。また、夏場になると沿岸部の海水浴場が賑わいます。天気が良いときには、日本海に沈む夕日も絶景です。「海と日本プロジェクトin秋田県」では、そんな秋田県の海の今を伝えることで皆さんに興味を持ってもらい、海と共生するムーブメントを起こすことを目的に活動しています。
山形
山形県の海は、庄内地方の遊佐町、酒田市、鶴岡市の三市町の海岸線から成り、鳥海山の伏流水や珊瑚群生地の北限である離島飛島など、豊かな魅力ある環境を作り出しています。また、北前船の寄港地として栄えたことから、本間家旧本邸などの歴史的建造物は山形県の文化の源としての役割も担ってきました。
「海と日本プロジェクトin山形」は、その活動を通じて、未来を担う子どもたちに海を守り慈しむ心を育む活動を展開していきます。
福島
福島県の海は、暖流と寒流が交じる「潮目の海」。メヒカリやヒラメなど「常磐もの」の魚介を私たちに届けてくれるだけでなく、いわき七浜や相馬松川浦など、雄大な自然の美しさを私たちに見せてくれます。震災を経験した私たちだからこそ、海の価値をもう一度見定め、新しい関係を問うことができるはず。「海と日本プロジェクトinふくしま」は、海がもたらす豊かさを次世代へ引き継ぐためのアクションを続けます。