国際的なデザインアワードを受賞!海のVRスタディプロジェクト「海といのちのエンドレスチェイン」
2018年、海と日本プロジェクトのサポートプログラムとして実施した「海といのちのエンドレスチェイン」が国際的なデザインコンペティションでデザインアワード受賞!
2021.04.08
海と日本プロジェクトのサポートプログラムとして実施されたVR(バーチャルリアリティ、仮想現実)を用いて海を学べる新感覚の“教育用エンターテイメント”「海といのちのエンドレスチェイン」。2018年には、小・中学生などを対象にイベントも行われました。
▼当時のイベントの模様はこちら
https://uminohi.jp/eventreport/endresschain/
この「海といのちのエンドレスチェイン」に映像&ゲームディレクターとして参画したのが、大阪成蹊大学芸術学部 造形芸術学科 バーチャルメディア・ボイスクリエイターコース(同コースは、2021年4月開設)の浅田伸准教授。この度、浅田准教授が毎年イタリアで開催される国際的なデザインコンペティション「A’ Design Award & Competition(エープライムデザインアワード&コンペティション)」の「Education, Teaching Aid and Training Content Design Award Category(教育・教材・教育内容のデザインカテゴリー)」に応募し、見事デザインアワードを受賞しました。「A’ Design Award & Competition」は、あらゆる分野の企業、デザイナー、イノベーターに公正かつ道義的で、競争力のあるプラットフォームを提供し、世界中の関心のある人々に受賞者の成功と才能を紹介することを目的としている世界最大級のコンペティションで、約100か国のデザイナーが参加しており、50を超える言語で作品を募集しているものです。
誰でも手軽に、楽しみながら、安全に海にまつわる環境問題への意識喚起を促すことができるのがVRの利点。実際に海に行くことができなくても、海を学び、海を想う機会を得られることは”海と自分とのつながり”を感じ、海を取り巻く様々な問題を自分ごと化することに有効なのではないでしょうか。海と日本プロジェクトでは今回アワード受賞で紹介した「海といのちのエンドレスチェイン」以外にも、最新のIT技術と水中ドローンを用いて、新しい海洋VRコンテンツを世界に発信するプロジェクト「Virtual Ocean Project」なども推進しています。
海と日本プロジェクトが担う次代のVRコンテンツにも、ぜひご期待ください!